公開日時 2025年09月15日 15:46更新日時 2025年09月15日 16:27
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石川県輪島市の「白米千枚田」で稲刈りをするボランティアら=15日午前
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共同通信
日本海に面した急斜面の棚田の風景で知られ、昨年の能登半島地震と記録的豪雨で被災した石川県輪島市の「白米千枚田」で15日、ボランティアらが稲刈りを行った。気温30度前後の暑さの中、額に大粒の汗をかきながら、鎌を使って丁寧に黄金色の稲穂を刈り取った。
全1004枚の田んぼのうち、今年、苗を植えることができたのは約250枚。地震に見舞われた昨年よりも倍以上に増えた。維持管理する「白米千枚田愛耕会」のメンバーで、金沢市のみなし仮設住宅に暮らす秡間美知子さん(82)は「少しずつ田んぼが復活していて、復興の励みになる」と笑顔で話した。
白米千枚田は約4ヘクタールに小さな棚田が連なり、国の名勝に指定されている。地震で約8割の田んぼにひび割れなどの被害が出た。修復を進め、昨年は約120枚の田んぼに作付けした。稲刈り後に豪雨に見舞われ、水路などが壊れ、復旧を進めてきた。