イベロアメリカのグラフィックデザインの集大成
「フェリックス・ベルトラン コネクション ーハバナ ニューヨーク 大阪 メキシコ マドリード 京都ー」展が、京都dddギャラリーで2025年8月29日(金)から10月29日(水)まで開催される。ベルトランはキューバ生まれのグラフィックデザイナー。地元カリブ文化をはじめ、バウハウスの構成主義、アイソタイプ、アメリカン・モダニズム、スイス派、即物主義写真、コンクリート・アート(幾何学的抽象)、ミニマリズム、およびポップアートなど、様々な芸術運動の影響を受けながら精力的に活動した。ベルトランの人生や文化的な側面はスペイン語やポルトガル語が使われる中南米諸国を主とする地域(イベロアメリカ)と密接に結びついており、本展はイベロアメリカのグラフィックデザイン研究の集大成として企画された。


Design: Sonia Díaz & Gabriel Martínez with Nicole Schmid


チェ / イラストレーション · エルネスト・チェ・ゲバラ · 国際主義的ゲリラ · DOR · 1977年


7月26日、17周年万歳 / モンカダ兵営襲撃17周年記念ポスター · DOR · 1970年


連帯、キューバとの連帯 / 連帯ポスター · OSPAAAL · 1970年
*DOR(Department of Revolutionary Orientation)革命指導部
*OSPAAAL(Organization of Solidarity of the Peoples of Asia, Africa and Latin America)アジア・アフリカ・ラテンアメリカ人民連帯機構
フェリックス・ベルトラン
フェリックス・フアン・アルベルト・ベルトラン・コンセプシオン(1938年キューバ、ハバナ生まれ―2022年、メキシコにて没)は、当代有数の知性溢れるイベロアメリカ出身デザイナー。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ、プラット・インスティテュート – グラフィックアート・センター、およびアート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークで学び、グラフィックデザインへのコンセプチュアルなアプローチを形成した。その過程で、効果的な視覚コミュニケーションの基本原則として「シンプルさ」を重視するバウハウスの構成主義、スイス派や、アメリカン・モダニズムに影響を受けた。
ソニア・ディアス / ガブリエル・マルティネス(本展キュレーター)
グラフィックデザインを専門とする作家、編集者、研究者、兼キュレーター。ソニア・ディアスは美術(サラマンカ大学)、広告(マドリード・コンプルテンセ大学)、ジャーナリズム(マドリード・カルロス3世大学)で学位を、博物館実践学・展示学で修士号(マドリード・コンプルテンセ大学)を取得。ガブリエル・マルティネスは哲学、社会学、デザインを学び、美術で博士号を取得(サラマンカ大学)。ともにマドリードのパブリックアート・デザイン学校であるアルテディエスで教鞭を執り、共同で20冊の書籍を出版。
「フェリックス・ベルトラン コネクション ーハバナ ニューヨーク 大阪 メキシコ マドリード 京都ー」展 開催概要
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