ルビオ米国務長官は11日、訪問中のマレーシアで中国の王毅外相と会談する。両氏初の対面会談で、米中首脳会談に向けた布石となる可能性がある。

  ルビオ氏の公開日程によると、会談はクアラルンプールで現地時間午後3時(日本時間同4時)から行われる予定。両氏は11日に閉幕する東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議に出席している。

  今回の会談は、トランプ大統領が今年1月に政権に返り咲いて以降、米中間で行われる高官級協議の一つとなる。首脳会談に向けた前向きな対話が実現すれば、貿易休戦に続く緊張緩和の一助となる可能性があるが、両国間には依然として多くの摩擦が残っている。

China's Foreign Minister Wang Yi Visits European Union Officials

中国の王毅外相

Photographer: Omar Havana/Bloomberg

  ルビオ氏は10日、ロシアのラブロフ外相との会談後に記者団に対し、「中国は明らかにロシアの取り組みを支持している」とし、王氏との会談でロシアに対する支援について問題提起する考えを示唆した。

  ノースカロライナ大学チャペルヒル校のクラウス・ラレス教授(歴史・国際関係論)は、「トランプ氏はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際か、9月初めに北京で中国の習近平国家主席と会談することを検討しているようだ。両国高官が今回、その実現可能性を探り、関係改善に向けた準備を進める可能性がある」と語った。

  米中はAPECに加盟しており、近年はその場を利用して首脳会談が行われてきた。今年のAPEC首脳会談は、韓国が10月末から11月初めにかけて主催する予定。

原題:US, China Envoys to Meet in Possible Prelude to Trump-Xi Summit(抜粋)

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