『The Last of Us Part II Remastered』にて、ストーリーを時系列順に体験できる新モードが無料アップデートで追加された。この「時系列順」モードでクリアすると、新たなトロフィーとスキンを獲得できるという。新たなスキンはローグライクなサバイバルモード「NO RETURN」にて、ジョエルを「アンチャーテッド」のネイサン・ドレイクの姿にできるものだ。なお、トミーのサミュエル・ドレイクスキンも含まれている。


ジョエルがネイトっぽくなり、トミーがサムっぽくなるスキン。画像はPS.Blogより。

『The Last of Us Part II』はエリーとアビーのダブル主人公のようなシステムで、それぞれの操作パートがあり、それぞれの視点から物語を描いている。そのうえで、本作では回想シーンが多用され、現在の出来事とあわせてバラバラな時系列で描かれるストーリーテリングが特徴であった。ゲーム中にはアビーの目的や動機が不明なままにプレイヤーに操作させるパートがあり、これは意図的なストーリーテリングであるものの、このことがコミュニティからは賛否両論のポイントになっていた。

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本作のIGN JAPANのレビューにおいても、「本作は全体的にプレイヤーの感情を宙吊り状態に置くストーリーテリングが多用されすぎている傾向がある」などと指摘されていた。「アビーはゲームの序盤から好感が持てないように意図的に作られている」とレビューでは指摘されており、「このことは物語構造を欠陥と捉えるか、あえて意図的に居心地の悪さを感じさせる異化効果的な手法だったのか、意見が分かれるかもしれない」などとも言及されている。『The Last of Us Part II』ならではのストーリーテリングの手法については、ネタバレコラム記事もチェックしてみてほしい。


時系列順モードのバナー。画像はPS.Blogより。

今回のアップデートでは、本作のストーリーを時系列順に遊べるようになる。PS.Blogでは本作のストーリー構造については意図的であったことがコメントされており、初めてプレイする人はオリジナルの構成でストーリーを体験することがオススメされている。再プレイするユーザーは時系列順モードによって、本作の物語をこれまで以上に深く理解できるようになるのだという。たとえば、エリーがギターを贈られたあとに彼女がそのギターを練習するシーンにつながるなど、時系列が整理されているそうだ。なお、アップデートではバグ修正やパフォーマンスの改善もおこなわれている。

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