
チームを波に乗せようと働きかけている新潟・千葉(左)
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4勝7分け12敗で降格圏の19位に低迷するJ1新潟は2日間のオフが明けた8日、新潟・聖籠町のアルビレッジで一般公開で練習を行った。連敗が4に伸びた前節の京都戦でリーグ戦では16試合ぶりの先発を果たしたベテランDFの千葉和彦(40)はチームを上昇気流に乗せるため、約2週間の中断期間も下を向かずに行動で示していく。
練習前に宮本の岡山への移籍が発表され、練習では京都戦で右膝に違和感が出たゴメスや別メニュー調整が続く藤原らの姿もなかった。新潟U―18の4選手が参加したものの、浮上の兆しも見えないチーム状況もあり、約90分間の練習はどことなく暗い雰囲気。それでも千葉は「元気なさそうに見えるかもだけど、常に試合に向けてみんなで話している」と不安を吹き飛ばすように言った。
「(相手の)決定機を最後の際のところ、その一つ前でしのぎ切る」ことができないのが、今季の大きな課題と感じている。京都戦も先制し、同点に追いつかれたところまでは内容に手応えがあっただけに、改めて浮き彫りになった。
1得点に終わった攻撃面も含め、課題の克服は「できない選手たちじゃない」と言い切り、残り15試合と限られた時間でもまだ間に合うという。「成功体験が選手を成長させる。みんなが一つ、自分の武器の成功体験をつかめれば、ガラッと流れが変わると僕は信じている」と強調した。
練習後はすぐに一般公開で駆けつけたサポーターにファンサービスも行った千葉。「温かい言葉をもらった。本当だったら罵声を浴びても文句を言えない立場。何とか応えたい」。19位からの巻き返しへ、一日たりとも無駄にはしない。(西巻 賢介)
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