5キロあたり2000円程度で販売されている随意契約の備蓄米はおととい、県内で初めて、富山市のスーパーマーケットで販売されました。
県内では今週から販売を開始する企業が多く、きょうはドラッグストアでも販売が始まりました。

随意契約の備蓄米の販売がきょう始まったのは、ドラッグストア「クスリのアオキ」です。
県内95店舗で販売が始まり、富山市の岩瀬東店には開店前から多くの人が列を作りました。
備蓄米は2022年産で、5キロ税込み2139円。この店では145袋を用意しました。
入荷量は店舗の規模などにより異なりますが、平均して各店20から30袋を販売したということです。
女性客
「うれしい!最高!子どもらに食べさせんなんから」
男性客
「食べてみて味をみてみたいと思います」
県内ではすべての店舗で午前中のうちに完売し、今後は準備が整い次第順次販売するということです。
届かぬ中小販売店向け備蓄米…今回の備蓄米の騒動は「行政の大失態」 精米を引き受けた業者は困惑
きょう県内の「クスリのアオキ」で販売された備蓄米は、射水市にある大門食糧で精米されたものです。
大門食糧 米澤治夫社長
「50トン受けました。これ、令和4年産です。全量コシヒカリでした」
今週、トラック3台分の備蓄米が届き、精米。きのう深夜までかけて県内全ての店舗へ納品したということです。
「クスリのアオキ」が先月27日に農林水産省に申し込んだ「大手小売業者向けの随意契約」の備蓄米は、きょう県内の店頭に並ぶまでに16日間を要しました。
一方、大門食糧も先月30日に「中小のスーパーやコメ販売店向けの随意契約」で申請をしましたがいつ届くのか、いまだに見通しが立っていません。
大門食糧の米澤社長はきのう、東京で農水省の担当者と話し、「中小のスーパーやコメ販売店向けに対しては、申請が殺到し、審査などの対応が滞っていることが配送の遅れにつながっている」と説明を受けたといいます。

大門食糧 米澤治夫社長
「これは行政の大失態ですよ」
県内では今週から随意契約の備蓄米の販売を開始する企業が多くあります。
高岡市のディスカウントストア「ラ・ムー 高岡東店」はあすから販売を始めます。初回の随意契約に県内事業者として申し込みを行った「JAライフ富山」はあさってからAコープで販売を開始します。スーパーマーケットの「大阪屋ショップ」はあさって、富山市の呉羽店で先行販売を行う予定です。
