ロシアのプーチン大統領は、トルコで行われるウクライナとの協議に自国政府を代表する高官グループを任命し、自身が交渉に参加する意向は示さなかった。
14日遅くの発表によると、プーチン氏はメジンスキー大統領補佐官を代表団のトップに起用。代表団にはガルージン外務次官やフォミン国防次官、軍参謀本部のコスチュコフ総局長も含まれるという。
メジンスキー氏は2022年2月の戦争開始直後にイスタンブールで行われた交渉でロシア代表団を率いたが、ロシア側が提示した草案を巡る非難の応酬の末に協議は決裂した。この草案について、プーチン氏は後に「ウクライナが大部分を受け入れていた」と主張していたが、ウクライナ側はこれを否定している。
今回のロシア代表団の顔ぶれは、ウクライナ側の期待に遠く及ばない可能性が高い。プーチン氏が先週末にウクライナとの直接協議再開を呼びかけた後、ウクライナのゼレンスキー大統領は協議に参加する意向を示し、プーチン氏との直接対話を望むと述べていた。
一方、トランプ米大統領は15日に予定されるウクライナとロシアの和平交渉に加わるため自らがトルコを訪問する可能性は低いとの見方を示した。プーチン氏の出席はなさそうだとの見方が広がっていることが背景にあるという。
原題:Putin Names Low-Level Officials for Talks With Ukraine in Turkey(抜粋)
