こんにちは!リコです。
「ついに韓国に抜かれた日本の漁業…」
そんな見出しを見て、ドキッとした方も多いかもしれません。
でもこれ、遠い海の話じゃないんです。
堤防でのんびり釣りを楽しんでる私たちの目の前でも、確かに“海の変化”は起きている。
たとえば、「最近この魚釣れないなあ」とか、「見慣れない魚が増えたかも?」と感じたこと、ありませんか?
今回はその“違和感”の正体を、釣り人目線でしっかり解き明かしてみたいと思います!
海水温は上昇中、魚たちの居場所がズレてる
まずは、海水温の変化。
気象庁によると、日本近海の平均海面水温はこの100年で約1.14度上昇。
これは地球全体の平均(約0.56度)の2倍の速さなんです(※気象庁「海洋の長期変化傾向」2023年発表)。
この影響で、かつては瀬戸内や九州で釣れていたサワラが、東北や日本海側で釣れるようになっているの、感じている方も多いはず。
さらに、温暖化で海の水が混ざりにくくなることで、プランクトンが減少 → 魚の餌が減る → 漁獲も減るという、連鎖的な変化も起きています(水産総合研究センター資料より/外部リンク)。
韓国が“養殖強国”になった理由は?
今回話題になったのが、養殖業で韓国に大差をつけられている日本の姿。
たとえば、韓国ではアワビ養殖で国際的なASC認証をアジアで初めて取得。
これは「環境にも配慮しながら、ちゃんと管理された養殖をしていますよ」という世界的な“お墨付き”なんです。
この背景には、政府主導の投資や規制強化もあるとのこと(J-STAGE論文より/外部リンク)。
ITを活用したスマート養殖やデータ管理の推進など、国を挙げて本気で取り組んでいるのがポイント。
一方、日本では手作業中心の養殖が多く、技術革新が追いついていないのが現実です。
実は、日本の漁業には“構造的な問題”も…
さらに深堀りしてみると、単なる技術の差だけではないことが見えてきます。
日本では長年、
漁獲規制が緩くて“早獲り競争”が起きやすい親魚(成熟魚)を残す仕組みがない科学的根拠に基づいた資源管理が遅れている
といった“構造的な課題”を抱えてきました(広島大学資料より/外部リンク)。
だからこそ、魚が減っているのは“外国の乱獲のせい”だけじゃなくて、自分たちの資源の使い方を見直す必要もあるということなんですよね。
ちなみに、2023年の世界の水産物生産量では、日本が11位、韓国が13位(Global Noteより/外部リンク)。
数値だけ見れば日本は上。でも中身(成長率・輸出力・持続性)では韓国がじわじわ差を詰めてきてるんです。
釣り人にできる“小さな行動”が未来を変える
「なんだか難しい話だなあ…」って思った方もいるかもしれません。
でも、釣り人だからこそできることって、実はたくさんあるんです!
釣果をアプリやノートに記録して、魚の傾向を把握するリリースサイズを守る(とくに小さい魚は未来の親魚)外来種や新顔魚にもちゃんと目を向ける地元の魚屋さんや漁協の直売所で、旬の魚を買って応援釣り場でゴミをひとつ拾って帰る
そして何より、「この魚、減ったなあ」「あの魚、増えたかも?」って気づきをSNSや仲間と共有していくこと。
それは資源管理や研究のヒントになることもあるんです!
わたしも最近、以前まで見なかったカサゴの幼魚が増えたことをシェアしています。
釣り人は、“変わりゆく海の証人”
釣りをしていると、五感で感じることがたくさんありますよね。
海のにおい、潮の流れ、水温の変化、魚の動き…。
そこには研究者でも漁師さんでもない、釣り人だからこそ感じられる変化があるかもしれません。
その気づきを、社会に届けていく。
それこそが、釣り人にしか果たせない役割になるかも。
ちなみに日本でも今、スマート養殖や資源管理の取り組みが少しずつ進んできていますよ!だからこそ、私たちも知って、考えて、動いていくタイミングになるんじゃないかな。
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