ことしの「春の叙勲」の受章者が発表され、道内からは216人が受章することになりました。
道内で「春の叙勲」を受章するのは顕著な功績をあげた人に贈られる「旭日章」が61人、公共の仕事で功労があった人に贈られる「瑞宝章」が155人のあわせて216人です。
「旭日単光章」を受章する三浦忠雄さん(74)は、道内で唯一うずらの卵を生産する室蘭市の「室蘭うずら園」で、2010年から3代目の社長を務めています。
この会社では、およそ7万羽のうずらを薬を使わずに飼育していて、ひなのふ化から飼育、生産、それに卵の加工、販売までを一貫して行っています。
三浦さんは、エサの改良を行うことで、臭みのないうずらの卵を生み出したほか、卵を販売するだけでなく、付加価値をつけるため新たに加工商品の開発と販路の拡大に取り組み、地元産の牛乳などを使ったプリンやカステラ、アイスクリームなどの商品は道外でも人気を集めています。
三浦さんは「小さなうずら農家が受章したことは驚きで、光栄でありがたいです。支えていただいた皆さんのおかげだと思います」と感謝のことばを述べました。
そのうえで、「中小企業としては付加価値のある商品を開発しないと経営が成り立たないので、今後も地元の乳製品とコラボした商品の開発に力を入れて、味にこだわったおいしい商品を全国に届けていきたいです」と話していました。
