2025年4月17日 18:27

鶴岡市の沖合で山形県水産研究所の31歳の男性職員が潜水作業中に死亡した事故を受け、県はほぼ全ての部局で危険を伴う作業を行う際の事故防止のマニュアルなどの点検を実施しました。今後結果をまとめ、再発防止につなげるということです。
この事故は鶴岡市温海の沖合で4月2日、稚貝を採取するための器具を設置していた県水産研究所の職員、五十嵐大将さん(31)が死亡したものです。
事故当時、五十嵐さんは1人で潜水していましたが、県水産研究所の内規では潜水作業を「2人1組で行う」こととされていました。しかし、県水産研究所では単独での潜水が常態化していたほか、事故当時、異常の知らせを聞いた副所長がすぐに救助を要請しなかったなど管理不備が明らかになっています。
事故を受けて県行政経営企画課は8日、県のほぼすべての部局を対象に危険を伴う作業の際の事故防止マニュアルがあるかなどを確認する点検を行うよう通知しました。点検結果を現在、取りまとめていて、再発防止につなげていくということです。
17日の定例の記者会見で県の対応について問われた吉村美栄子知事は・・・
吉村知事「現在も調査が続いているので、当面の間は潜水作業は見合わせている状況。職場の安全対策に万全を期していきたい」
事故を受け県水産研究所は現在、潜水業務を取り止めていて、今後は外部に業務を委託することも含め検討していくとしています。また、事故をめぐっては県職員の労働環境の管理・監督を行う県人事委員会が研究所の管理体制に問題があった労働安全衛生法違反を視野にこれまでに2度立ち入り調査を行ったということです。
最終更新日:2025年4月17日 18:27
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