16日の香港株式市場で、中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数が7営業日ぶりに反落。米中貿易戦争の激化がセンチメントを圧迫するとの懸念が再燃した。
H株指数は一時3.2%下落。フードデリバリーを手がける美団や電子商取引大手JDドットコム(京東)などテクノロジー株の下げが目立つ。本土株の指標、CSI300指数は一時0.9%安を付けた。
トランプ米政権は米エヌビディアの対中半導体輸出に関する規制を強化。株価下落につながった。

オールスプリング・グローバル・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、ゲーリー・タン氏はこうした株価動向について、「米中貿易戦争が米テクノロジーセクターや金融市場などへの規制強化といった、関税以外の措置につながるとの懸念が原因だ」と指摘。エヌビディアへの規制強化で、「中国における人工知能(AI)開発が短期的に減速する可能性が高い」との見方を示した。
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原題:Chinese Stocks Slump in Hong Kong as Trade War Concerns Mount(抜粋)
