メキシコのシェインバウム大統領は2日、米関税から国を守るための「プランB」の詳細を3日の早い時間に発表すると表明した。

シェインバウム大統領
Photographer: Stephania Corpi/Bloomberg
トランプ米大統領は1日、メキシコからの輸入品に25%の関税を賦課する大統領令に署名。これを踏まえシェインバウム大統領は関税および非関税措置での対応を経済相に指示していると述べた。詳細には言及しなかった。
関連記事:トランプ関税4日に発動、報復合戦への懸念強まる-金融市場に圧力
シェインバウム氏は2日、X(旧ツイッター)に投稿した8分間の動画で「冷静な判断と国民への愛を持って行動する必要がある」とした上で、「米国在住のメキシコ人の兄弟姉妹たちよ、あなた方の大統領と国民全員があなた方を守る」と表明した。
動画は前日の発言の多くを繰り返す内容で、関税賦課の大統領令でメキシコ政府を麻薬取引の犯罪組織と関連付けたトランプ大統領の主張に強く反論した。また、米国が自国内の違法な麻薬販売に何の対策も講じていないと批判し、メキシコが合成麻薬フェンタニルを含む大量の麻薬を押収しているとあらためて指摘した。
関連記事:トランプ政権から世界経済へ、広がる関税の暗い影-カナダ報復辞さず
一方、ラミレス財務・公債相は3日に投資家と電話会議を開く。関税賦課に関する米大統領令を受け、メキシコ・ペソはアジア時間3日の早い時間帯の取引で大きく下げ、2022年3月以来の安値を付けた。
投資家を招待する電子メールによれば、ラミレス氏は東部時間3日午前9時(日本時間同日午後11時)に投資家に演説する予定。ただ質問には応じない。メールの内容をブルームバーグ・ニュースが確認した。
原題:Mexico’s Sheinbaum to Announce Measures Against Tariffs Monday、Mexico Finance Chief to Talk to Investors After Trump Tariffs(抜粋)
(5段落目にラミレス財務・公債相の電話会議開催予定を追加して更新します)
