ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は19日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を4.25%から0.5ポイント引き下げ、3.75%にすると決定した。50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げは3会合連続で、景気てこ入れのため、今後数四半期にわたって追加緩和策を実施する方針を示唆した。

  ブルームバーグが調査したエコノミスト23人全員が0.5ポイントの利下げを予想していた。

  NZ中銀の新たな予測では、OCR平均が4-6月(第2四半期)に3.45%まで低下する見通し。

  中銀は「経済状況が予測通りに推移すれば、委員会は2025年を通じてOCRをさらに引き下げる余地がある」との見方を示した。

RBNZ Cuts Again as Inflation Tamed | Central bank sees more cash rate reductions ahead

 

 

  中銀の新たな予測では、インフレ率は年内に2.7%まで再び加速する見通し。政策当局者らが積極的な緩和姿勢を弱める可能性がある。トランプ米大統領の関税を巡る脅威などにより、世界的な成長とインフレ見通しに対する不確実性も高まっている。

  オア総裁は決定後の記者会見で、中銀は年半ばまでにOCRを0.5ポイント引き下げる可能性が高いと指摘。また、経済が予測通りに推移すれば、4月と5月におそらく0.25ポイントずつ引き下げられると見込んだ。

  ニュージーランド(NZ)・ドルは中銀の決定を受けて下落したが、その後、下げ幅を縮め、現地時間午後3時20分(日本時間午前11時20分)時点で1NZドル=57.03米セントまで切り返した。

  中銀のフォワードガイダンスによると、OCR平均は年末までに3.14%まで低下する見通し。昨年11月時点の見通しでは3.55%だった。また、26年初めには3.1%まで低下し、その後の見通し期間中は同水準で推移すると見込まれている。

原題:New Zealand Delivers Third Big Rate Cut to Revive Economy (3)(抜粋)

(総裁発言を追加し更新します)

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