厳かな雰囲気の中で行われた首里城正殿の「工匠式」(27日午前10時30分、那覇市で)=長野浩一撮影厳かな雰囲気の中で行われた首里城正殿の「工匠式」(27日午前10時30分、那覇市で)=長野浩一撮影
 2019年10月の火災で焼失し、復元工事を進めている首里城正殿(那覇市)の骨組みが組み上がり、棟上げ式にあたる「
工匠(こうしょう)
式」が27日、首里城公園で行われた。伝統的な装束をまとった宮大工たちが伝統儀式「
槌打(つちうち)
の儀」を行い、工事の安全などを祈願した。完成は26年秋の予定。

 式には工事関係者約80人が参加。地上からの高さ約15メートルの屋上部に2人の宮大工が上り、
棟梁(とうりょう)
のかけ声に合わせ、棟木を槌でたたく所作を披露した。
 正殿の復元工事は22年11月に始まり、沖縄県出身者を含む約40人の宮大工が手がける。今後、正殿の塗装や瓦ぶきを行う。
 火災では正殿のほか、北殿、南殿など7棟が全焼し、
奉神門(ほうしんもん)
など2棟も一部焼損した。

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