祇園祭の
山鉾(やまほこ)
の一つ、橋弁慶山の前面を飾る「
前懸(まえかけ)
」(縦1.87メートル、横1.48メートル)が復元新調され、保存会が24日、関係者に公開した。この図柄の前懸での山鉾巡行は約150年ぶりで、
後祭(あとまつり)
の7月24日に披露される。
元になった前懸は中国・清の官服(18世紀前半頃)を継ぎ合わせ、江戸時代に仕立てられたと伝わる。明治期まで使われたが劣化が進み、その後は他の図柄の前懸が使われてきた。
復元新調された橋弁慶山の前懸の前に立つ長谷理事長(24日、京都市で)=川崎公太撮影 京都市の老舗織物会社「川島織物セルコン」の職人らが2019年から約5年かけて復元。約60色の糸を使い、5頭の龍と中国で吉祥の動物とされるコウモリを鮮やかに表現した。事業費は約6500万円で、国などから補助を受けた。
保存会の長谷幹雄理事長(76)は「幻とされてきた懸装品が復元でき、夢のよう。多くの人に見てもらいたい」と話した。#kyoto特集へ
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