カナダ大使館提供カナダ大使館提供 95年前の1929年5月21日にカナダは日本に公使館を開設し、外交関係が正式に樹立されました。今日、両国は政治、防衛、貿易と投資、科学技術、そして人々のつながりなど、幅広い分野で発展を続けています。

 「自由で開かれたインド太平洋に資する日加アクションプラン」は、両国が法の支配の推進をはじめとする様々な重要施策で協力することを約束したものです。また、より広範囲にわたるカナダのインド太平洋戦略で、日本は中心的な位置を占めています。 防衛の分野では、カナダがインド太平洋への関与を深めていることに伴い、両国が連携する機会が増え、昨年はカナダ海軍の艦船3隻が日本に同時寄港しました。女性・平和・安全保障(WPS)、サイバー、宇宙などに関する協力と情報共有も拡大を続けています。また、カナダは国際的な漁業規約を順守し、日本と協力して北太平洋で違法・無報告・無規制漁業の取り締まりを強化しています。
 両国の経済は相互補完的であり、通商関係は非常に活発です。カナダが今年議長国を務める環太平洋経済連携協定(TPP)では、成立当初からの加盟国として協力しています。両国は重要鉱物やAI(人工知能)をはじめとする重要技術について、
強靱(きょうじん)
で安全、かつ持続可能なサプライチェーン(供給網)の構築に取り組んでいます。
 今後の関係に目を向けると、カナダから幅広い分野の代表団が日本を訪問して将来の協力の可能性を探るとともに、2025年大阪・関西万博で魅力あふれるカナダを紹介し、記憶に残るカナダパビリオンを届けるため、日本と共に準備を進めています。 カナダと日本は最良のパートナーです。トルドー首相と岸田首相は昨年の会談で、地政学、経済、環境を取り巻く状況がますます困難になる中で、民主主義を守り、人権を促進し、ルールに基づく国際秩序を維持していくことで同意し、協力してグローバルな課題に取り組む決意を再確認しました。 2国間の協力の枠組みは、共通の価値観や優先事項、共有する未来へのビジョンを明確に示しています。修好95周年を祝うにあたり、私は両国が共に歩んできた軌跡をたたえると同時に、未来への限りない可能性に大きな期待を寄せています。

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