【エルサレム=倉茂由美子】イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザでイスラム主義組織ハマスが人質としていたイスラエル人3人の遺体を16日夜に収容したと発表した。軍報道官は「人質を発見し、祖国に戻すまであらゆる手を尽くす。休息はない」と述べた。
イスラエルがラファ侵攻準備、人口密集地での軍事作戦へ特殊部隊合流…住民60万人が退避
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(13日)=ロイター 収容された遺体は、女性2人と男性1人。報道官は、ハマスがイスラエルを奇襲した昨年10月7日、野外音楽イベント会場から逃げようとした3人を殺害し、遺体をガザに持ち去ったと主張した。遺体の発見場所は明らかにしなかった。
イスラエルはハマス壊滅と人質全員の解放をガザ侵攻の目的としている。これまでにも戦闘の過程で人質が遺体で発見されており、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は「生死にかかわらず人質全員を取り戻す」と述べた。今回の遺体収容が、さらなる軍事作戦を正当化する口実となる可能性がある。 軍は17日、ガザ最南部ラファへの攻勢を強める一方、北部ジャバリヤでも戦闘地域を拡大して中心部まで侵攻し、過去数日間に戦闘員60人以上を殺害したと発表した。ロイター通信は、イスラエル軍がジャバリヤの住宅や商店をブルドーザーで破壊しながら進軍していると伝えた。
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