【サンドニ(仏)=平地一紀】パリ五輪のテストイベントを兼ねた水泳のアーティスティックスイミング(AS)ワールドカップ(W杯)が3日、パリ郊外のサンドニで開幕し、デュエットテクニカルルーティン(TR)で、比嘉もえ、安永真白組(井村ク)は258・1783点で2位に入った。2人の演技時に水中で音楽が流れず、再開まで数十分を要するトラブルが発生。運営面にやや不安を残した一方、日本勢は好発進した。再開後、再び演技に臨む比嘉、安永組(サンドニで)=平地一紀撮影再開後、再び演技に臨む比嘉、安永組(サンドニで)=平地一紀撮影 大会は、五輪本番でも使われる新設会場で開催。3日午後最初の種目で1組目になった2人の演技中、異常を感じ取った中島貴子ヘッドコーチが審判団にアピールをし、中断した。場内と同様に水中でも音楽が流れるはずが、水中では流れなかったという。2人は元々、4組目に入っていたベルギーペアの後に再び登場し、落ち着いて演技を終えた。

競技中断中、再開に向けて協議する関係者ら(サンドニで)=平地一紀撮影競技中断中、再開に向けて協議する関係者ら(サンドニで)=平地一紀撮影 安永は、水中で音楽が流れなかったトラブルについて、「国際大会では初めて。リハーサルができてラッキーだったねという感じに、前向きに考えた」と振り返った。中島コーチは「どんな状況でも、冷静に、プラスに考えようとメンタルトレーニングもしてきているので、それがしっかり出せたかなと思う」と語った。 一方、会場スタッフの男性は、「五輪本番では、こういう問題が起きないことを願う」と苦笑していた。 大会は5日まで行われる。

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