長崎支局長 小渕義輝 九州でも有数の温泉地として知られる長崎県雲仙市に、ハヤシライスとオムライスを組み合わせた人気メニューがあると聞いて足を運んだ。
広島・尾道で大評判「瀬戸田レモン鍋」…まろやかな酸味としょうゆベースのだし、絶妙のバランスです
色の対比が美しい「雲仙牛オムハヤシ」。サラダとスープもついている
硫黄臭が漂う温泉街の一角にあるレストラン「グリーンテラス雲仙」。ここで客の多くは「雲仙牛オムハヤシ」(1800円)を注文するという。デミグラスソースで満ちた皿の中心に盛りつけられたオムライス。鮮やかな色の対比に思わず見入った。とにかく柔らかい牛のすね肉も絶品 とろとろの黄色い卵にスプーンをそっと入れる。雑穀米のピラフをソースに絡めて口に運ぶと、さわやかな酸味とともに濃厚な味わいが広がった。トッピングのモッツァレラチーズとチェダーチーズが、さらにうまみを引き出している。
オムライスに添えられた牛のすね肉も絶品だ。低温でじっくりと煮込んでおり、とにかく柔らかい。シェフの塩見正彦さん(56)は「一口食べたお客様が『うん、うん』とうなずいて笑顔になる。これを見るのがうれしくて」と話した。
塩見正彦さん 味の秘密は、ソースのもとになるフォンドボー。子牛の骨や赤ワインに、タマネギ、セロリ、ニンニクなどを加えて10日間ほど煮込む。これを丁寧に裏ごしし、一晩寝かせてようやく完成する。2012年のオープン当初は日替わりメニューだったが、やがて看板メニューになった。素材のほとんどが地元産というのもポイントだ。 雲仙とハヤシライスの関係には深い歴史がある。高地にあって夏も涼しい雲仙は明治期、避暑地として多くの外国人に愛された。当時、地元の食堂は外国人の好みに合わせ、カツ丼にデミグラスソースをかけてもてなしたという。こちらもオススメ…自家製のレモネード
地元産レモンの果汁で作ったレモネード 食後は自家製のレモネード(600円)をいただく。ほどよい甘さで、炭酸の泡が口の中をさっぱりさせてくれた。ランチに満足したその足で、迷わず日帰り湯に向かった。 ※税込み。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。◇ 国内外の総支局長が、日頃通っている店のおすすめメニューなど、地域の自慢の味を紹介します。グリーンテラス雲仙 長崎県雲仙市小浜町雲仙320 午前11時~午後3時半。不定休
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