【ニューヨーク=金子靖志】米ニューヨークのコロンビア大とニューヨーク市立大でイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に対する抗議デモが4月30日夜から激化し、警察隊と衝突した両校の学生らの拘束者数は1日までに約300人となった。抗議デモは全米の大学に拡大し、米メディアによると、これまでに1600人以上が拘束された。

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米ニューヨークのコロンビア大に警官隊が突入する中、拘束されたデモ参加者(4月30日)=ロイター米ニューヨークのコロンビア大に警官隊が突入する中、拘束されたデモ参加者(4月30日)=ロイター 一連の抗議デモの震源地となったコロンビア大では4月30日深夜、大学側の要請を受けて警察隊が構内の建物「ハミルトンホール」に突入し、占拠していた学生ら109人を拘束した。ニューヨーク市立大でも、構内を占拠した学生ら173人を拘束した。

 西部のカリフォルニア大学ロサンゼルス校では30日夜から1日未明にかけてパレスチナを支持するグループに対し、反対派のグループが襲撃するなどして、15人が負傷し、このうち1人が入院した。同大は1日、休校措置を取った。 抗議デモは4月18日、警察隊がコロンビア大の構内に突入し、学生ら100人以上を拘束したことをきっかけに広がった。米紙ニューヨーク・タイムズによると、1日時点でエール大やプリンストン大など約40校で抗議デモが起きたという。

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