大分県内の昨年の性暴力被害認知件数は47件(前年比9件増)で、2019年からの5年間で最多となったことが、県警のまとめで分かった。刑法の改正で周知が進んだことや、コロナ禍を抜け、人の交流が増えていることが一因と考えられ、県警は「4月から生活環境が変わった人も多い。うまい言葉や誘い出しには気をつけてほしい」と呼びかけている。(大山楓子)JR大分駅前で通行者にチラシを配る警察官らJR大分駅前で通行者にチラシを配る警察官ら 内訳を見ると、不同意性交容疑が16件、不同意わいせつ容疑が31件。29歳以下の若年層が39件で、全体の約8割を占めた。過去5年でも、常に若年層が80%以上を占めている。

 県の被害者支援窓口「おおいた性暴力救援センター・すみれ」に昨年度寄せられた相談件数も前年度比110件増の813件。データがある19年度以降で最も多くなっている。 県警によると、被害はSNSで知り合った相手や何らかの理由で日常生活に接点のある人から受けるケースが多い。特に春は、進学や就職などをきっかけに新しく知り合う人が増える傾向にあるため、知り合って間もない人とは慎重に付き合う必要があるという。 1 2

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