サッカー・J3のガイナーレ鳥取は24日、Axisバードスタジアム(鳥取市)であったJリーグの「YBCルヴァン杯」に臨んだ。J1・浦和レッズに2―5で敗れたが、果敢に攻め込むなど格上を相手に健闘した。スタジアムには浦和のサポーター約1500人を含む7677人が訪れ、熱戦を盛り上げた。来場者数はJ3に降格した2014年以降で最多だった。(山内浩平、久保田万葉)
64分、頭でチーム2点目を決めた松木選手(鳥取市で) ルヴァン杯は今季からJ1~3の全60クラブが参加するトーナメント方式に刷新され、ガイナーレは初めて出場した。
試合は、2点を追う35分、中央での競り合いでのこぼれ球にDF田中恵太選手が反応し、右足を振り抜いて1点を返した。後半は開始早々から連続失点したが、64分には田中恵選手の右からのクロスに、途中出場のMF松木駿之介選手が頭で合わせてゴールを決めた。 試合後、林健太郎監督は「完敗」と力の差を認め「確実に決めきるところなどJ1の強さを感じた」と語った。そのうえで「この経験を次につなげていく」と前を向いた。チーム最多の3本のシュートを放ち、1点を奪った松木選手は「レッズ相手でも自分の長所である身体能力は負けていないと思った」と振り返り、自信を深めていた。アウェーでも圧倒的な応援 浦和のサポーターは熱狂的な応援で知られる。約1万6000人収容のスタジアムでの対戦が決まった直後から、浦和のゴール裏応援席など複数の種類が完売するなどした。ガイナーレの広報担当によると、JR鳥取駅周辺のホテルの中には、24日は満室になるところもあった。 「浦和対策」として、全日本空輸はこの日、羽田空港から鳥取空港への5便のうち2便を大型機に変更した。市街地などには約600台分の臨時駐車場が設けられた。鳥取駅前などからのシャトルバスは通常の3倍に増便され、夕方から長い列ができていた。 浦和サポーターはアウェーにもかかわらず、応援でも圧倒した。埼玉県越谷市の大学4年生(21)は、夜行バスなどを乗り継いで約12時間かけて来場。「ディフェンスが崩される場面もあり、油断はできない試合だったけれど、とりあえず勝ってよかった」と喜んでいた。
7677人が詰めかけたスタジアム。大型ビジョン下の浦和サポーターは迫力ある応援を見せつけた(鳥取市で) ガイナーレサポーターも負けじと声援を送った。鳥取市緑ヶ丘の会社役員(33)は「浦和のパス回しの速さやサポーターの大声援に圧倒された。この試合を成長の機会にしてJ2昇格を目指してほしい」と期待を込めた。◇ ガイナーレのリーグ戦の次節は28日、同スタジアムでFC琉球と対戦する。
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