福岡地方裁判所福岡地方裁判所 防犯カメラ映像などを踏まえ、窃盗罪などで起訴された住所不定、無職男性被告(54)の公判が25日、福岡地裁であり、映像を精査した警察官ら3人の証人尋問が行われた。警察官の1人は、裁判官が疑問視していたある防犯カメラの撮影時刻について「気づいてなかった」と証言した。

 公判を巡っては、細川英仁裁判官が3月、被告が現場まで歩く様子を映したと検察側が主張する映像のうち、一つの映像について、「現場に近づいているのに時間が約20秒遡って記録されている」と指摘していた。 この日の公判で、カメラを精査した県警捜査3課の巡査部長が「カメラによっては、時間の経過とともにカメラに表示される時刻と実際の時刻がずれていくことがある」と証言。指摘を受けている映像については、「上半身しか映ってなく鮮明ではなかった。時刻の矛盾には気づいてなかった」とし、検察側の「それ以外のカメラの映像でリレー捜査が十分だと思っていたのか」との質問に対し、「はい」と答えた。

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