仕事の楽しいのつぼが、人とは違うなと思ったときに。 みなさん、こんにちは! 「本よみうり堂」で以前働いていた中年のキリン、おじキリンです。(なぜキリンかって……それを聞くと、ものすごく恐ろしいことが起きるので秘密です)
オリジナル漫画を扱う同人誌即売会「コミティア」が40年…「会場に来る人は予想以上に読解力に優れている」
自分探しの旅に出るためしばらく休んでいたけれど、心機一転、ポップスタイルで働くことになりました。地味な僕なりに月1回、ポップでカリスマな本を中心に紹介するので、よろしくね! おじキリンにとって、子ども時代のヒーローは、とんねるずでした。雨の西麻布~とか、今も時々口ずさみたくなります。『みなさんのおかげです 木梨憲武自伝』(小学館)は、思わず読みふけってしまいました。テレビの申し子は、エピソードの一つずつが面白すぎます。テレビ絶頂期、超音速旅客機コンコルドをチャーターし大西洋を移動した話。深夜番組オールナイトフジでテレビカメラを壊してしまった舞台裏――。 けれど、最も心に残ったのは「俺気味の人」とつき合うという彼の働くスタイルです。実はとんねるずは個人事務所で活動し、大手事務所や有名な師匠の後ろ盾はありません。木梨さんは、面白いと思うことや姿勢などが「俺」と同じ人と仕事をしてきたそうです。 仕事の進め方には、「組織型」と「サークル型」があると言われます。所属するメンバーが替わっても機能する仕組み作りを重んじる組織型と、組織より一緒に働く人との化学反応を大事にするサークル型。「俺気味」の人を大切にする木梨さんは後者のようです。 サークル型は独創的なものを生み出せる反面、集団に所属する人たちのキャラクターに頼りすぎるためエネルギーが長続きしないとも言われます。でも木梨さんは40年以上、芸能界で活躍してきた。「俺気味」を徹底したとき、見える風景があるのかもしれません。このコラムも、早く自分のスタイルを作りたいなー。今月のもう一点
上田岳弘『最愛の』(集英社)。冒頭に「最愛の」と書き出された女性の手紙を何通も受け取る男の物語。女の子のことが、世の中で一番大事だったころの感覚を思い出したい夜にどうぞ。
![[本のコラム] とんねるず、木梨則武さんの仕事術は「サークル型」……自伝本に学ぶカリスマタレントの俺気味 [本のコラム] とんねるず、木梨則武さんの仕事術は「サークル型」……自伝本に学ぶカリスマタレントの俺気味](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/04/1714032257_20240425-OYT1I50080-1-1024x576.jpg)