北朝鮮の羅先市とロシアのハサンを結ぶ豆満江道路橋=労働新聞(c)news1

北朝鮮の羅先市とロシアのハサンを結ぶ豆満江道路橋=労働新聞(c)news1

【10月25日 KOREA WAVE】北朝鮮を訪れたロシア人観光客が、2026年に入って約5000人に達したとみられる。両国を結ぶ道路橋の開通で交通網の整備が進み、観光や子どもたちの交流も広がっている。

ロシア国営タス通信などによると、沿海地方のオレグ・コジェミャコ知事は21日、下院の会議で「すでに約5000人のロシア人観光客が北朝鮮を訪れた」と明らかにした。集計期間は示さなかったが、2026年に入ってからの人数に言及したとみられる。先行報道によると、2025年に北朝鮮を訪れたロシア人観光客は5075人で、2026年の訪朝観光需要は前年より10~15%増えているという。

副首相兼極東連邦管区大統領全権代表の候補に指名されたオレグ・コジェミャコ氏は、豆満江道路橋の開通後、ウラジオストクと北朝鮮の羅津を結ぶ旅客輸送ルートが開設されたと説明。観光客を運ぶバスの運行も進めているとした。豆満江道路橋は、北朝鮮とロシアを結ぶ初の自動車専用橋で、9月7日に開通した。北朝鮮の羅先市とロシア沿海地方のハサンを結び、全長は約1キロ。片側1車線の道路が設けられ、1日最大300台の車両が通行できる。開通後は貨物車が運行しており、観光客向けのバス路線開設も進められている。

オレグ・コジェミャコ氏は、両国の子どもたちが互いの国のキャンプ施設で休養しているとも説明。北朝鮮のキャンプで休養するロシアの子どもは約1200人に上るとした。

プーチン大統領は19日、部分的な内閣改造を進めるミハイル・ミシュスチン首相の推薦を受け、オレグ・コジェミャコ氏を副首相兼極東連邦管区大統領全権代表の候補に指名した。下院は21日に任命案を承認しており、最終的な任命は大統領令で確定する。

北朝鮮とロシアの関係は、2023年9月のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記の訪ロと、2024年6月のプーチン大統領の訪朝を契機に急速に発展している。両国はプーチン氏の訪朝時に締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」を基盤に、経済、外交、軍事、文化、教育など幅広い分野で協力を拡大している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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