台風6号は今日1日夜に沖縄本島に最接近 2日にかけ電柱が倒れるほどの暴風のおそれ

公開:2026年06月01日06:07

台風6号は今日1日夜に沖縄本島に最接近 2日にかけ電柱が倒れるほどの暴風のおそれ

台風6号は今日1日(月)の昼前に宮古島地方に接近したあと、夜には沖縄本島に最も接近するでしょう。沖縄本島では今日1日(月)から2日(火)にかけて、一部の電柱が倒れたり、建物の一部が広い範囲に飛散するおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど、暴風に厳重に警戒してください。また、高波や大雨による土砂災害などにも厳重な警戒が必要です。

台風6号 昼前には宮古島に、夜には本島に最接近

台風6号 昼前には宮古島に、夜には本島に最接近

台風6号は今日1日(月)午前6時には宮古島の南東にあって、1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいるとみられます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルです。

沖縄は午前6時現在、広い範囲で台風の強風域に入っており、強い風の吹いている所があります。また、台風の外側の雨雲がかかり、断続的に雨が降っています。

台風6号は発達しながら北上を続け、今日1日(月)の昼前に宮古島地方に接近したあと、夜には暴風域を伴い沖縄本島に最も接近するでしょう。2日(火)午前3時には強い勢力となって奄美地方に近づき、その後も強い勢力を保ち、暴風域を伴ったまま九州から関東に接近する見込みです。

風の予想
宮古島では今日1日(月)の夕方にかけて暴風が吹き荒れるでしょう。沖縄本島では明日2日(火)にかけて一部の電柱が倒れたり、建物の一部が広い範囲に飛散したりするおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。本島での風のピークは今日1日(月)から明日2日(火)未明にかけてです。
不要不急の外出は控えてください。屋内ではカーテンを引いて窓から離れ、雨戸やシャッターがあれば、閉めておきましょう。

1日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方 南のち南西の風 35メートル (50メートル)
大東島地方  南東のち南の風 18メートル (30メートル)
宮古島地方  北のち北西の風 25メートル (35メートル)
八重山地方  北のち北西の風 20メートル (30メートル)
2日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方 南西の風 35メートル (50メートル)
大東島地方   南の風 18メートル (30メートル)
宮古島地方   西の風 15メートル (25メートル)
八重山地方   西の風 13メートル (25メートル)

波の予想
沿岸の海域では、2日(火)にかけて大しけとなり、沖縄本島では今日1日(月)昼前から猛烈なしけとなる見込みです。海岸付近にはむやみに近づかないようにしましょう。海や船の様子が心配でも、見に行くのは、絶対に止めてください。

1日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 10メートル うねりを伴う
大東島地方   7メートル うねりを伴う
宮古島地方   7メートル うねりを伴う
八重山地方   6メートル うねりを伴う
2日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 8メートル うねりを伴う
大東島地方  8メートル うねりを伴う
宮古島地方  4メートル うねりを伴う
八重山地方  4メートル うねりを伴う

雨の予想
沖縄では本島地方を中心に断続的に雨が降り、局地的には雷を伴い非常に激しい雨が降るでしょう。本島では2日(火)にかけて警報級の大雨となる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

1日に予想される1時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 70ミリ
宮古島地方  30ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 30ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 300ミリ
大東島地方   80ミリ

潮位の予想

沖縄本島では、台風の進路等によっては1日(月)は警報級の高潮となるおそれがあります。海岸や河口付近の低い土地では、高潮による浸水や冠水に十分注意してください。

暑い時期の停電への備え

暑い時期の停電への備え

大雨や暴風により停電が発生する可能性があります。

停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。

停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。

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中川 裕美子

日本気象協会 本社気象予報士 防災士 熱中症予防指導員

中川 裕美子

2007年1月より日本気象協会勤務。
ラジオやストリーミングでの天気解説、新聞やテレビの天気原稿作成などを担当。
「天気でわかる四季のくらし」(新日本出版社)を共同執筆。
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