
部屋の内装を説明する支配人の小川さん=彦根市新海町で
彦根市新海町のさざなみ街道沿いに、本格的なグランピング施設「コモレヴィラーゴ」がオープンした。ドッグランを備え、犬と一緒に泊まれるのが特徴。宿泊棟から琵琶湖まで徒歩30秒ほどの近さで、観光客を中心に幅広い年代からの需要を見込む。 (鈴木美帆)
橋本建設(彦根市)が空き地だった約7千平方メートルを整備して4月25日に開設。トレーラー型ホテルで9部屋を備え、食事は近江牛やビワマス、農家が育てた野菜といった地元食材を提供する。下ごしらえされた食材を宿泊客が簡単に調理して仕上げる。夜にはたき火台に炎がともり、波音を聞きながらゆったりできる。
うち5部屋は個人で使えるドッグラン付き。付近には犬を連れて泊まれる施設が少なく、愛犬家らの需要を取り込む。頭数制限はなく、大型犬にも対応する。
30日には宿泊客に限らず誰でも利用できるカフェがオープンする。フルーツをぜいたくに使ったアサイーボールやグリークヨーグルトを提供し、夜はカフェからバーに変わる。
グランピングはホテルでの宿泊に比べ、自然を身近に感じながらアウトドア体験を楽しめる利点がある。同社の担当者によると、琵琶湖をはじめ自然豊かな湖国では、グランピング需要は高いものの、施設は高島市などに集中している。
施設支配人の小川義伸さん(34)は「県の魅力の琵琶湖や食材を楽しんでほしい。『キャンプ好きだが、火おこしやテントの設置ができない』という方にもおすすめ」とPRする。
日帰りで利用できるバーベキュー場や車中泊エリアも近くオープン予定。部屋は3タイプで、定員最大6人まで。宿泊料金は日付変動制で、素泊まりで一人1万円から。公式ホームページで予約できる。(問)コモレヴィラーゴ=0749(32)9006
