香川県の新型コロナ対策の宿泊支援金をだまし取った罪 一審の実刑判決を破棄し男(53)に猶予判決 高松高裁
香川県の新型コロナ対策の宿泊支援金をだまし取った罪に問われた男の裁判です。高松高裁は一審の実刑判決を見直し、執行猶予が付いた有罪判決を言い渡しました。
詐欺の罪で判決を受けたのは、高松市で宿泊施設などを運営していた男(53)です。

キャンペーンのHP
判決によりますと、男は2021年11月ごろから1年8カ月の間、香川県が行った新型コロナ対策の宿泊促進キャンペーンで虚偽の申請をし、支援金1084万円余りをだまし取りました。
男は2025年12月、高松地裁から懲役2年8カ月の実刑判決を受け、「刑が重過ぎる」として控訴していました。

高松高等裁判所
26日の控訴審判決で高松高裁の冨田敦史裁判長は、「迅速な支援のため審査が簡易になっていることに付け込んだ刑事責任は重い」と指摘しました。
一方で、被告が一審判決後の2026年2月、香川県に全額被害弁償を行ったことなどを考慮し、一審判決を破棄し、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
