ドイツ代表
ドイツ代表【写真:Getty Images】

 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に出場するドイツ代表の最新メンバー一覧・最新FIFAランキング・注目選手などを紹介する。

ドイツ代表
国紹介

19大会連続21回目の出場。2014年のFIFAワールドカップ(W杯)で頂点に立ったが、それ以降の国際大会における成績は著しくなく、W杯では2大会連続でグループリーグ敗退。EURO(欧州選手権)でも優勝はおろか、ベスト4にもたどり着けていないという現状だ。今大会に向けても、現地メディアからは「トップクラスの選手の欠如」や「メンバー選考における疑問とそれによるチーム士気の低下」が懸念されており、優勝候補からは一歩後退しているとの見方が強い。そうした下馬評を覆すことができるか。3大会連続でグループリーグ敗退に終わるような悲劇は避けたい。

注目選手紹介

MF:ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)
ドイツ代表のこれからを担っていくであろう若き才能。幼少期をイギリスで過ごし、イングランドの世代別代表でもプレーしたが、フル代表はドイツを選択した。最大の武器はドリブルで、しなやかな身体の動きと左右両足の繊細なタッチを駆使して狭いスペースもするすると抜けていく。最も凄いのは、ドリブル中にほぼ顔が上がっていないこと。関節視野で相手をとらえながら、足が出てきた瞬間に鋭いタッチで抜き去ることができる、極めて稀なドリブラーと言っていいだろう。NBAの大ファンであり、好きなチームはゴールデンステート・ウォリアーズ。

GK:マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)
GKの常識を変えた世界最高峰の守護神。2024年に一度はドイツ代表からの引退を表明していたが、今季バイエルン・ミュンヘンでの活躍もあり、FIFAワールドカップ(W杯)という舞台で復帰。これで5回目の出場となる。近年は年齢の影響か細かい負傷が多く、失点に直結するような足元のミスも目立つが、観る者をあっと驚かせるようなビッグセーブは健在。本大会でも1番手として起用されることが濃厚だ。もちろん、この選出には賛否両論あり、もしチームが失敗に終わることになれば、批判の的となるだろう。実力で雑音をかき消す必要がある。

MF:フロリアン・ヴィルツ(リヴァプール/イングランド)
ユルゲン・クロップ監督に「100年に一人の才能」と評価されたMF。今季から所属するリヴァプールでは本領発揮とはいかなかったものの、ドイツ代表ではエース級の活躍を見せており、30試合で実に22得点に直接関与している。主戦場は左ウイングであり、卓越したテクニックと創造性あふれるパスで違いを生み出していく。また、ハードワークを怠らない選手でもあり、身体は小さいが球際のバトルではそのハンデを感じさせない激しさを見せる。幼少期に憧れていた選手は元ドイツ代表のマルコ・マリンで、自らのプレースタイルと重なる部分は多い。

対戦国・日程(日本時間)

6月15日(月) 2:00KO VSキュラソー
6月21日(日) 5:00KO VSコートジボワール
6月26日(金) 5:00KO VSエクアドル

過去成績

1934年 3位
1938年 1回戦敗退
1954年 優勝
1958年 4位
1962年 ベスト8
1966年 準優勝
1970年 3位
1974年 優勝
1978年 2次リーグ敗退
1982年 準優勝
1986年 準優勝
1990年 優勝
1994年 ベスト8
1998年 ベスト8
2002年 準優勝
2006年 3位
2010年 3位
2014年 優勝
2018年 グループリーグ敗退
2022年 グループリーグ敗退

最新FIFAランキング

10位(2026年4月1日時点)

監督紹介

ユリアン・ナーゲルスマン
日本代表に大敗し、ドイツ代表監督の座を降りたハンジ・フリックの後を継いだ若き戦術家。就任後は4-2-3-1と3-4-2-1を使い分けて最適解を探ると同時に、近年失われていた「常に激しくフィジカルなスタイルでプレー」するドイツ代表を取り戻した。今大会のメンバー選考に関して、マヌエル・ノイアーの選出や若き才能トム・ビショフ、サイード・エル・マラらの落選については批判の声も多く聞かれるのが事実だが、それが正しかったと証明するには本大会で結果を残すしかない。これまでトーナメントではそれほど良い結果を残せていないが、果たして。

最新メンバー一覧(2026年5月21日発表)

▽GK
オリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)
マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)
アレクサンダー・ニューベル(シュトゥットガルト)

▽DF
ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)
ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
ナサニエル・ブラウン(フランクフルト)
ダヴィド・ラウム(RBライプツィヒ)
ヴァルデマール・アントン(ドルトムント)
アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード/スペイン)
ヨナタン・ター(バイエルン・ミュンヘン)
マリック・ティアウ(ニューカッスル/イングランド)

▽MF
ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)
ジェイミー・レヴェリング(シュトゥットガルト)
アレクサンダル・パヴロヴィッチ(バイエルン・ミュンヘン)
ナディーム・アミリ(マインツ)
レオン・ゴレツカ(バイエルン・ミュンヘン)
パスカル・グロス(ブライトン/イングランド)
レナート・カール(バイエルン・ミュンヘン)
フェリックス・ヌメチャ(ドルトムント)
レロイ・ザネ(ガラタサライ/トルコ)
アンジェロ・シュティーラー(シュトゥットガルト)
フロリアン・ヴィルツ(リヴァプール/イングランド)

▽FW
カイ・ハヴァーツ(アーセナル/イングランド)
デニズ・ウンダフ(シュトゥットガルト)
ニック・ヴォルデマーデ(ニューカッスル/イングランド)
マクシミリアン・バイアー(ドルトムント)

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【了】

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