鹿児島市で24日、自転車の販売会がありました。実は、これらの自転車は、放置されていたもので、鹿児島市が撤去し、保管していました。市民が格安で購入でき、地域の課題解決にもつながる九州でも珍しいリサイクルイベントとは。

(記者)
「ずらりと並んだこちらの自転車。実は全て鹿児島市が撤去した放置自転車です」

 24日、鹿児島市の鴨池公民館で開かれたのは「リサイクル自転車フェア」です。鹿児島市が撤去し、保管期間が過ぎた放置自転車を再利用し、市民に活用してもらおうと行われているものです。九州でも珍しいというこの取り組み、457人の応募があり抽選で選ばれた100人が訪れました。

(参加者)
「子供や妻が、日常で移動するのに手ごろな自転車があればいいなと思って。放置自転車を廃棄することなく安価で販売してもらって、その収益が市の役に立つことがいい」

 今回、売却の対象となったのは50台。折りたたみ式のものや、スポーティーなタイプのものなど、種類も様々です。

 訪れた人は、お気に入りの一台を見つけると、その自転車の抽選箱に自分の整理番号が書かれた紙を投票します。

(担当者)
「自転車番号3番、整理番号8番」

 当選した人は、それぞれ購入希望価格を記入。その金額が、鹿児島市があらかじめ定めた予定の価格以上であれば、その値段で購入することができます。

 24日は、48台の自転車を売却。売り上げは約18万円でした。

 子どもの通学用に自転車を探していたというこちらの親子。狙っていた一台を購入でき大満足です。

(参加者)
「いい自転車が購入できてうれしい」

(参加者)
「今、いろいろ値上がりして物価高の中で、とても安く購入できたので、本当にありがたい」

 市民にはうれしい取り組みですが、このイベントが開催されているということは、放置自転車が多いという課題の表れでもあります。

(鹿児島市道路管理課・坂元哲史主幹)
「依然として多くの路上駐車があるので、鹿児島市としては減らしていきたい」

 次は、10月25日に鹿児島市の伊敷公民館で開催されるということです。

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