小田急不動産は5月20日、兵庫県西宮市鳴尾浜で冷凍冷蔵倉庫「小田急不動産ロジスティクスセンター鳴尾浜コールドストレージ」を2026年3月に竣工したと発表した。
<建物外観>
同施設は、小田急不動産にとって初となる冷凍冷蔵倉庫。-25℃~+5℃帯に設定可能で、一部に+10℃~+25℃の区画も設けている。
冷凍冷蔵設備は環境への負荷が低く、高エネルギー効率によりコスト削減可能な自然冷媒を採用。主要設備は屋上に配置する計画で、BCP対策にも配慮した。
こうした設備計画に加え、環境負荷低減に配慮した総合的な取り組みにより、建築環境総合性能評価システム「CASBEE-建築(新築)」でAランクを取得。さらに、国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン」に基づく第三者認証制度BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)でZEB Ready評価を獲得している。
<広域図>
<周辺地図>
立地面では、阪神高速5号湾岸線「鳴尾浜」出入口より約1.1kmに位置し、大阪・神戸の両方面への交通アクセスが良好なことから、関西圏の広域配送拠点として利便性が高い。
また、阪神本線「甲子園」駅・JR神戸線「甲子園口」駅からアクセス可能な阪神バス「鳴尾浜南第一」停留所も目の前にあり、施設従業員が公共交通機関を利用して通勤可能なことから、労働力確保の点でも優位性がある。
<トラックバース>
<倉庫内観(2階)>
なお、すでに尼高運輸が入居しており、関西圏における倉庫拠点の一つとして施設を活用している。施設は一棟借り契約により、自社倉庫と同様、顧客の要望に沿った柔軟な対応が可能だ。
小田急不動産は、これまでの7棟の物流施設のノウハウを生かし、今後も冷凍冷蔵倉庫開発を積極的に手掛けていくとしている。
■物件概要
所在地:兵庫県西宮市鳴尾浜2-1-19(地番)
交通:阪神高速5号湾岸線「鳴尾浜」出入口約1.1km
阪神バス「鳴尾浜南第一」停留所徒歩1分
用途:準工業地域、建ぺい率60%、容積率200%
規模・構造:鉄骨造4階建
敷地面積:4064m2(約1229.36坪)(登記記録記載面積)
延床面積:8008.98m2(約2422.71坪)(建築確認申請面積)
耐床荷重:1.5トン/m2
梁下有効天井高:5.5m
柱スパン:間口10m以上×奥行10.2m以上
設定温度
1階:+5℃帯、一部-25℃帯区画有
2階・3階:-25℃~+5℃帯
4階:+10℃~+25℃帯
トラックバース:12台(10t車または40ftトレーラー7台、4t車5台)
駐車場・駐輪場:23台
垂直搬送機:2基(1.5t)
荷物用エレベーター:1基(3.5t)
ドックレベラー:4基(別途将来対応用スペース2基分装備)
設計・施工:大和ハウス工業
コンストラクションマネジメント:さくらマネジメント
竣工:2026年3月
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