JFLカップ最終節。
アスルクラロ沼津といわてグルージャ盛岡による直接対決は、プレーオフ進出を懸けた“決戦”となった。
90分以内の敗戦を避ければ突破となる沼津に対し、グルージャに必要だったのは90分以内での勝利のみ。条件の違う両者がぶつかった一戦には1450人が来場し、いわぎんスタジアムにはJリーグ時代を思わせる熱気が満ちていた。
その空気に応えるように、ピッチ上でも両者は激しく、そして意地をぶつけ合った。

右サイドから押し込んだ前半
立ち上がりは互いに慎重だった。
[4-4-2]のグルージャに対し、沼津は[4-2-3-1]。ミドルゾーンでの探り合いが続く中、徐々に主導権を握り始めたのはグルージャだった。
序盤から目立ったのは右サイドからの攻略だ。
8分には小松寛太が右サイドへ流れたところから鋭いチェンジオブペースで相手をかわし、そのままミドルシュート。さらに9分には新玉瑛琉を経由し、藤島樹騎也が背後へ抜け出す形も作った。
さらに27分には石田崚真が深い位置まで侵入。30分には新玉から小松、そしてワンタッチで藤島へとつなぎ、フィニッシュまで持ち込もうとする。ここ数試合で見え始めていた相手がアンストラクチャーな状態のうちに“テンポよく縦へ刺す”感覚が、
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