第109回ジロ・デ・イタリアは5月16日、キエーティ〜フェルモ間の156kmで第8ステージが行なわれ、エクアドルナショナルチャンピオンのジョナタン・ナルバエス(UAEチームエミレーツ・XRG)が第4ステージに続く今大会2勝目、大会通算4勝目をあげた。
ナルバエスが2026ジロ・デ・イタリア第8ステージで大会通算4勝目 ©LaPresse
ステージの前半は非常に激しい戦いとなったが、優勝候補筆頭のナルバエス、チームメートのミッケル・ビョーグ(デンマーク)、そして3年前にジロ・デ・イタリアでマリアローザを5日間着用して名を馳せたウノエックス・モビリティのアンドレアス・レックネスン(ノルウェー)の3人が抜け出した。
ビョーグは追走集団を振り切るために懸命に走った。残り10km地点でナルバエスが独走し、レックネスンが追いつこうとしたが、エクアドル出身のナルバエスはブルガリアでのレース開始以来2勝目を挙げた。
2026ジロ・デ・イタリア第8ステージ ©LaPresse
ビョーグがほとんどの仕事をこなしてくれた(ナルバエス)
「第2ステージで3人の選手を失うというアクシデントでスタートしたが、士気を高く保ち、ここまで素晴らしい結果を残してきた。私たちは強力なチームだ。今日は先頭集団に2人、追走集団に2人が加わり、その強さを証明した」とナルバエス。
「ジロ・デ・イタリアの前半戦はまずまずだ。今日の勝利のためには、ライバルを過小評価してはならなかった。最後のコーナーは濡れていた。最後の登りではレックネスンよりも自分が強いことは分かっていたが、ゴールラインを越えるまでは勝利は確定しない。これまでのキャリアで、ミハウ・クフィアトコフスキやルーク・ロウのような優秀な選手から多くのことを学んできたので、今ではアタックを仕掛けるタイミングが分かるようになった。しかし、今日の難しさは、向かい風の中、平坦な道を走ることだった。ほとんどの仕事をこなしてくれたビョーグがいなければ、私は勝てなかった」
山岳賞のヴィンゲゴーをアシストするチームメート。2026ジロ・デ・イタリア第8ステージ ©LaPresse
エウラリオがマリアローザを死守
山岳賞のヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)は人数が減った集団をコントロールした。マリアローザ保持者のアフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス)はフェルモでの最後の上りで実力を発揮し、総合首位を維持した。
2026ジロ・デ・イタリア第8ステージ ©LaPresse
苦手なタイムトライアルだけどマリアローザを着て走りたい
「今日の最終局面はすべてチェックした。集団の後方で走り、最後のコーナーの石畳で他の選手より少しスピードを出したが、それは攻撃するためというよりは安全を確保するため」とアフォンソ。
2026ジロ・デ・イタリア第8ステージ ©LaPresse
「ジロ・デ・イタリア全体が今日のように短くて急な坂が続くコースだったらよかった」と続けたが、エウラリオは前日のような長い登りを好まない。「明日も無事にマリアローザを着て休息日を迎えたいけど、その後はコーナーがほとんどない、非常に長くて平坦なタイムトライアルが待っている。私にとっては最悪のタイムトライアルで、かなりのタイムロスになるだろうが、マリアローザを着て走りたい。その後、ジロ・デ・イタリアの残りのレースに向けて新たな目標を設定したいと思う」
エウラリオが2026ジロ・デ・イタリア第8ステージも首位を守った ©LaPresse
●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)アフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)ポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ)
■マリアアッズーラ(山岳賞)ヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
□マリアビアンカ(新人賞)アフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス)
2026ジロ・デ・イタリア第8ステージは首位エウラリオとヴィンゲゴーが互いに譲らず ©LaPresse
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