ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.16 13:06

イランのアラグチ外相が15日(現地時間)、米国から対話の提案があったことを明らかにした。インドのニューデリーで開催中のBRICS外相会議に出席しているアラグチ外相は記者会見で「米国から接触と交渉を継続する意向があるというメッセージを数日前に受けた」と述べた。

これはトランプ米大統領が終戦案に対するイランの回答に「容認できない」と不満を示した直後に出た発言であり、注目される。

アラグチ外相は外交を唯一の解決策として提示しながらも、米国の「二面性のある態度」を強く批判した。

アラグチ外相は過去に米国がイラン核合意(JCPOA)を一方的に破棄した事例に言及した。続いて今年の3回にわたる交渉の直後、米国がイスラエルと共にイランを攻撃したことも想起させた。

アラグチ外相は「我々には米国を信頼しない理由がある」と強調した。そして「相手が真剣である場合に限り、我々も真剣に臨む」とし「米国の矛盾した行動が、交渉を難しくしている」と主張した。

米中首脳会談で議論された中東情勢に関しては中国の仲介役を歓迎する立場を示した。アラグチ外相は「中国は我々の戦略的パートナーであり、彼らの善意を信じている」とし「外交的な助けとなり得る中国のいかなる措置も歓迎する」と述べた。

ホルムズ海峡についてはイラン中心の統制権を再確認した。アラグチ外相は「戦争中の国を除く、すべての船舶に海峡は開放されている」としながらも「海峡を通過する船舶はイラン軍との合意がなければいけない」と説明した。

特に、ホルムズ海峡内に国際水域は存在しないという主張も展開した。アラグチ外相は「海峡の安全な通航は、米国とイスラエルの攻撃的行為が終わる時に保障される」と圧力を加えた。

現在の情勢を「不安定な停戦」と定義したアラグチ外相は「いかなる圧力があろうと軍事的な解決策はない」とし「外交的な機会を維持するために努力するが、必要ならいつでも戦闘に復帰する準備ができている」と警告した。

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