亀田製菓本社(新潟市江南区)

亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は5月13日、2026年3月期決算短信(連結)を発表した。

売上高は1,380億5,200万円(前期比33.7%増)、営業利益は75億2,800万円(同36.9%増)、経常利益は75億100万円(同8.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は246億4,700万円(同354.9%増)となり、大幅な増収増益だった。

国内米菓事業では、重点6ブランドを中心としたブランド強化策に加え、定番ブランドの強化にも取り組んだ。「無限」シリーズは前期を下回った一方、「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「亀田のつまみ種」「こつぶっこ」「技のこだ割り」は前期を上回った。

また、百貨店向け商品や土産物用商品を製造販売するグループ会社では、インバウンド需要の拡大を背景に新規チャネル開拓を進めた。

これらの結果、国内米菓事業の売上高は723億900万円(同3.7%増)、営業利益は51億3,900万円(同15.7%増)となった。

海外事業では、米国のTH FOODS, INC.を完全子会社化した効果が寄与し、売上高は494億7,700万円(同187.0%増)、営業利益は17億9,200万円(同1,223.1%増)となった。北米では戦略再構築の効果により収益性が改善した一方、アジアではタイ法人やカンボジア法人で輸出量減少や為替影響があった。

食品事業では、長期保存食の新工場が2026年1月に稼働を開始。米粉パンや植物性乳酸菌、プラントベースフードの販路拡大にも取り組んだが、前期で販売終了した「低たんぱく質米飯」の減収分を補えず、売上高は88億2,000万円(同2.7%減)、営業利益は4億5,100万円(同31.0%減)だった。

利益面では、TH FOODS, INC.の連結子会社化に伴い、第1四半期に段階取得に係る差益205億9,800万円を特別利益に計上したことが純利益を押し上げた。

2027年3月期の連結業績予想は、売上高1,430億円(前期比3.6%増)、営業利益83億円(同10.3%増)、経常利益77億円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益43億円(同82.6%減)を見込む。

 

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