内部被ばく「デスボール(死の玉)」検出を報告 被爆体験者が平田長崎県知事と初面会 早期救済を要望

内部被ばく「デスボール(死の玉)」検出を報告 被爆体験者が平田長崎県知事と初面会 早期救済を要望

国が定める被爆地域の外で原爆にあった被爆体験者が、11日、平田長崎県知事と初めて面会し、最新の研究結果を交えながら内部被ばくの実態を訴えるとともに一刻も早い救済を求めました。

平田知事と被爆体験者が初面会NBC

11日、県庁を訪れたのは被爆体験者の岩永千代子さんや支援者ら14人です。

NBC

面会は被爆体験者側の要望で実現したもので2月に、平田知事が就任してから初めての面会となりました。

面会で岩永さんは被爆体験者を速やかに被爆者と認めることや、8月9日に高市総理と直接話す機会を設けるよう求める要望書を手渡しました。

NBC

平田知事「被爆体験者の救済に向けて長崎市と連携をしながらしっかり取り組んでいかなければならない。」

細胞に刻まれた「死の玉(デスボール)」70年後の遺体から放射線を検出

11日の面会には長崎大学大学院の七條和子客員研究員も同席しました。

NBC

長崎大学大学院 七條和子客員研究員:
「デスボール。これ死の玉と呼んでいますけれど、1つの放射性微粒子がここにあって、そこから放射線を同心円状に出してるんです。」

NBC

七條研究員は、広島で入市被爆し70年後に亡くなった女性の体内から、原爆由来とみられる放射線を検出したことを報告。さらにその周辺で、「デスボール」と名付けられた細胞の空洞が確認された最新の研究結果を示し、内部被ばくの恐ろしさを訴えました。

知事「調査研究を注視」 総理面会の要望も政府へ伝達の方針

平田知事「内部被ばくの様々な調査研究もあると思いますので、そうしたものもよく注視しながら今後の対応はしていきたい。」

NBC

第二次 全国被爆体験者協議会 岩永 千代子会長:
「科学的な知見これをいかに活かして長崎を最後の被爆地にという根拠として発展させていけるのか。大いに期待される。」

平田知事は8月9日に高市総理と話す機会を求められたことについて「長崎市と共に政府に伝えたい」としています。

Share.