【05月11日 KOREA WAVE】

ウン・デファン氏のインスタグラムより(c)news1
韓国の著名シェフ、アン・ソンジェ氏が運営するファインダイニングレストラン「MOSU Seoul」でワインビンテージがすり替えられていた問題で、現職の有名ソムリエが「過度な推測と拡大解釈が続いている」として、問題を起こしたスタッフを擁護する立場を表明した。
リッツ・カールトンホテルのシニアソムリエ出身であるウン・デファン氏は6日、自身のSNSで「本日、アン・ソンジェ氏による具体的な説明を確認し、私が非公式に聞いていた内容と合致しており、事実に近い説明だと感じた」と明らかにした。
また「根拠のない推測で、どれほど話が膨らんでしまうのかと驚いている」とし、「何よりも、該当するスタッフが精神的に追い詰められ、極端な決断をしてしまわないか心配だ」と懸念を示した。
同業者であるウン・デファン氏は「MOSU Seoulほどのレベルのレストランとしては不適切なサービスだった。ただ、私自身も慌ててしまい、とんでもない対応をしてしまったことが過去に何度もあった。30年近い経験がある今でも、『あの状況ではこう対応すべきだった』と後悔する事例がよくある」と、現場の苦悩を代弁した。
そのうえで「客の立場では理解しにくいかもしれないが、サービス職に従事する者として、不本意ながらも起こり得ることだと思う」と理解を示した。
また、該当スタッフについては「3つ星奪還を目指すMOSU Seoulで勤務するプレッシャーの中、慌てた末に、後で思い返して後悔するような対応をしてしまったのだろう。事態が大きくなったこととは別に、本人もずっとつらい状態にいるはずだ」と述べた。
アン・ソンジェ氏に向けては「事件がここまで大きくなったのは、結局のところシェフ本人の名声と影響力のためだ」と指摘。「悔しい部分があっても、スタッフが再び安定感を取り戻し、自信を持ってサービスできるよう勇気を与えてほしい」と助言した。
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