2026年5月10日 10:00

春の観光シーズンでにぎわう京都。京都市によると、市を訪れた外国人観光客は2024年、約1088万人と過去最多を記録しました。今年も国内外から多くの観光客が集まりにぎわいを見せる一方で、自転車の違反行為が深刻化しています。そのワケを取材しました。(読売テレビ 報道局:古瀬朱理)
■“放置自転車地獄”から脱出も“走行ルール違反”が問題に
かつての京都は「放置自転車問題」に悩まされていました。今から約20年前、古都・京都のまちは放置自転車であふれかえり、飲食店が立ち並ぶ繁華街・木屋町では、柵を乗り越えて自転車を止める人の姿も見られました。
この状況を改善するため、京都市は約10年前、放置自転車をすぐに撤去できる『撤去強化区域』を市街地のほぼ全域に広げ、対策を強化しました。その結果、2020年度には放置自転車の数をピーク時の200分の1以下まで減らすことに成功しました。
“放置自転車地獄”から脱出し、自転車に悩まされることはなくなった…と思いきや、危険な走行をする自転車に頭を悩ませているといいます。
3月末、取材班が向かったのは京都屈指の繁華街・四条河原町です。商業施設が立ち並び、多くの人が行き交う一方、狭い車道には市バスなど1日あたり平均約1万3000台の車が通る交通量の多いエリアです。
阪急烏丸駅から京都河原町駅付近までの四条通の一部区間では、歩道は終日、車道は午前8時から午後9時まで、自転車や電動キックボードの走行が禁止されています。
昼下がりの四条通で取材していると、車道を堂々と走る自転車や、人が行き交う歩道をベルを鳴らしながら我が物顔で走行する自転車、さらには地元の人でさえルールを守らず車道を逆走していました。
Q.四条通は自転車の走行が禁止ですがご存知でしたか?
(地元の人)
「ここ(歩道)走ったらあかんのやろ?走ってへんやん」
Q.車道も時間によってはダメなんです
「四条通は全然自転車通られへんわけ?」
Q.バスや電車よりも自転車の方がいいですか?
「そりゃそうやん。バスは何行きとか分かれている。自転車はすごく便利」
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