日本が台湾を統治した時代にダム建設に力を尽くした、石川県金沢市出身の八田與一技師を讃える墓前祭が8日、台湾・台南市で開かれました。
【写真を見る】台湾開拓の父・八田與一技師 台南市の墓前祭に700人 頼清徳総統や故安倍元総理の妻・昭恵さんも 八田技師の水「田畑潤すだけでなく、半導体にも」
八田技師の命日・5月8日に開かれた墓前祭には、金沢市の村山卓市長のほか、台湾の頼清徳総統や故安倍晋三元総理の妻・昭恵さんも参列しました。
八田技師は烏山頭ダムや、その周辺の灌漑施設を手がけ、台南市の農業に大きく貢献したとして、完成からおよそ100年近くが経った今も、その多大な業績が讃えられています。
生誕140周年にあたる今回は、八田技師の親族や金沢からの訪問団など、これまでで最も多いおよそ700人が参列しました。
挨拶に立った頼清徳総統は「八田技師が100年前に手掛けた烏山頭ダムの水が農業だけでなく、工業や化学の分野にも貢献してる」と語り、八田技師の技術を讃えました。
◇金沢市・村山卓市長…「台湾の中で水を飲むときには、その井戸を掘った人のことを考えろということわざがある。このダムの水を使う方々がそのように思いを投じてくれるのはありがたい。これからの両市の交流にもつながると思う」
ダムの水は田畑だけでなく今では半導体工場でも使われるなど台湾の発展を支えています。
北陸放送
