高校野球京都大会準決勝   立命館宇治5―3東山 ( 2026年5月9日    わかさスタジアム京都 )

<立命館宇治・東山>決勝進出を決めて笑顔を見せる立命館宇治・江原(右)=撮影・河合 洋介
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 高校野球の春季京都大会は9日に準決勝が行われ、立命館宇治は東山を5―3で下して決勝に進んだ。これにより2014年以来12年ぶりの近畿大会出場を決めた。

 公式戦経験の浅い3投手の継投策を3失点にまとめたのは「3番・捕手」の江原雅登。2年生ながら主将を務めている。昨秋の新チーム結成時から大役を務める異例の抜てきを里井祥吾監督が説明する。

 「江原は1年生だった去年の夏からベンチ入りしていて、その時の立ち振る舞い、声の出し方を見て逞しいなと思っていた。上級生に(主将の)適任がいなかったこともあり、江原にやらせてみようと考えました。江原が主将をすると上級生がサポートに回り、下級生が勢いよくプレーできる。チームにとって腑に落ちるような形になったと思います」

 江原は主将抜てきを「ビックリした」と振り返る。主将として初めての公式戦だった昨秋京都大会は3回戦敗退。今春は京都国際に勝利するなど一冬超えて着実に力をつけており、「(冬場は)ウエートなど力強さを求めて急ピッチでチームづくりを進めてきた。取り組みの成果が出ているのかなと思います」と手応えを明かした。

 準決勝は2年生エースの中尾理佑を温存して勝ち切った。「打力の弱さは分かっている。底上げをしないと夏は勝てない」と近畿大会でのさらなる上積みを見据えた。

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