イタリア×日本食材。料理人だからこそ生まれるジェラートと“カリじゅわフレンチトースト”に恋して。「è più(エピュウ)」(横浜)
五月に入り、すでに初夏の気配と暑さを感じ、ヒンヤリスイーツがすでに恋しいこの頃。今回取材させていただいたのは、大人気イタリア料理店「goffo」が手掛け、横浜駅から徒歩10分の路地に2023年8月にオープンしたジェラートとワインのお店「è più(エピュウ)」。暑くなるこれからの季節にとっておきのジェラートをご紹介します。
ジェラートの本場である“イタリア”と日本食材が出会う
予約困難店でありながらも常連客や地元で愛される名店「goffo」。オーナーシェフの高木祐介氏は、中華の料理人だった父の姿から料理の世界へ。2010年「トラットリア フランコ」、2014年「メッシタ フランコ」にてシェフを務め、2016年5月に「goffo」をオープン。そしてイタリア本場の味わいと食材にもこだわり、日々工夫を重ねたオリジナルのジェラートとナチュラルワインのマリアージュを楽しめるお店として「èpiù(エピュウ)」を、goffoのすぐ近くに開きました。なぜジェラート店を開いたのか? 高木シェフに聞くと……。高木シェフ「この場所で長くレストランをやってきて、goffoに来られないお客様にも気軽に足を運んでもらいたいと思い、ここにお店を構えました。イタリア料理をやってきたからこそ、イタリアで愛されているジェラート店を開きたいと思いました。イタリアではどんな小さな町に行ってもジェラート屋がたくさんあって、子供からお年寄りまでジェラートを食べている。国民的に愛されているスイーツですね。だからこそ、普通のジェラート屋を作っても面白くないなと思い、料理人が考えるからこそ面白いジェラートを作ろうと考えました」「è più(エピュウ)」のジェラートのベース・発想は、イタリア。一番人気でオススメされたのはトマトとバジルのジェラート。レモンでバランスを取り、カプレーゼを彷彿とさせるような、前菜のようなさわやかさ。他にもシチリア島のピスタチオ、goffoでニョッキとして出していた人気メニューのゴルゴンゾーラ×ヘーゼルナッツやタルトタタンなど、季節で変わるメニューも豊富。そしてジェラートのベースは、シェフが北海道で出会った北海道足寄町にある「しあわせチーズ工房」。牛乳にストレスを与えないよう、しぼりたてを大事にし、そのために移住しチーズ工房を作ったこだわりの職人が作っており、goffoで長らく愛用しているそう。そのほかりんごやオリーブのしぼりカスなど、日本の豊かな食材も組み合わせて、情熱あふれるイタリアの香りのするジェラートを作っています。
