2026年5月8日 8:00

またも“ニセ広告”
様々な“ニセ広告”が世に出続けている中、次に標的となったのは、日本一のカバンの産地、兵庫県豊岡市が誇る『豊岡鞄』です。ウソの宣伝におかしな日本語、とんでもない激安価格での販売まで…。伝統あるブランドの信頼を揺るがす事態に『兵庫県鞄工業組合』からは怒りの声が上がっています。
■『豊岡鞄』が“ニセ広告”被害に…不自然な日本語でまたも中国の会社か
なくならない日本のご当地ブランドをかたった“ニセ広告”。新たに標的となったのは カバンの生産量日本一を誇る、兵庫県豊岡市の『豊岡鞄』です。
(ニセ広告ナレーション)
「兵庫県豊岡市は、1200年ものカバン作りの歴史を持つ伝統の地であり、半年前、職人たちが総力を結集し、“空間の魔術師”と称される超大容量バックパックを完成させました。素材には特殊部隊使用の防弾ナイロンを採用。ナイフで引っかいても破れない」
『豊岡1200年匠の技』『空間の魔術師』などと、カバンの宣伝をし、異様なまでに高性能をアピールしています。
広告の中には、不自然な日本語の数々が…
(ニセ広告ナレーション)
「14日“あいだ”無条件全額返金」
「臨床調査によると“パーセント99”のユーザーが…」
「“緊急警告”。情報が拡散されて以降、状況はすでに制御不能。多数の旅行系インフルエンサーや卸売業者が“宝箱単位”で買い占めており在庫は秒単位で減少中です」
さらに豊岡市のカバンで『工場直販』と書かれていますが、問い合わせ先はナゼか『中国・山東省』となっています。
■『豊岡鞄』の広告の真偽を組合に直接取材「間違いなく“ニセ広告”」
地元・兵庫県豊岡市は、この広告をどう受け止めているのでしょうか?
『豊岡鞄』の歴史は古く、今から1200年前の奈良時代に伝わった柳細工が『豊岡鞄』のルーツと言われていています。
『兵庫県鞄工業組合』の足立哲宏副理事長に製造の様子を見せてもらいました。
(兵庫県鞄工業組合・足立哲宏副理事長)
「今ここで、『豊岡鞄』を製造しています。これは内装のポケットを取り付けている工程になります」