世界ランク8位のメキシコは、WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップで初のメダル獲得を果たした。日曜日、コロンビアのシンセレホで行われた試合で、7位のニュージーランドに11-5で勝利し、銅メダルを手にした。
これによりメキシコは、WBSC男子ソフトボールワールドカップおよびWBSC U-18男子ソフトボールワールドカップを含め、通算5個目のメダル(銀メダル1、銅メダル1をそれぞれの大会で獲得)を記録。また、2023年に開催された第1回WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップでは4位に入っており、その前年にはメキシコで行われたWBSC U-18男子ソフトボールワールドカップで銀メダルも獲得している。
シンセレホの20・デ・エネロスタジアムで行われた3位決定戦では、メキシコのアクセル・ミランダが3打点、マヌエル・セペダも5打数3安打、2打点、2得点と打席で存在感を示す活躍を見せた。
ミランダは、「最初から、私たちはメダルを目指して戦っていました。メダルが欲しかったし、表彰台に上がりたかったです。本当に言葉が出ないほどで、とても嬉しいです。」と喜びを語った。
「このメダルは私たちにとって間違いなく大きな価値があります。ワールドカップでの3位という結果は、世界のトップ3に入ったということです。みんなとても満足していると思います」とメキシコ代表の主将デビッド・ディアスは述べた。
「メキシコで準備してきたことにとって、とても大きな意味があります。本当は金メダルを目指していましたが、日本に負けてしまい、そのあと気持ちを変えて銅メダルを取るために自分たちを奮い立たせる必要がありました」とカルロス・パーラヘッドコーチは語った。
投手起用の戦略について尋ねられると、ヘッドコーチは「パーラは最終手段として起用できる状態にありました。大会でまだ投げていない投手に機会を与えようとしましたが、それがうまくいったと思います」と語った。
ディアスは、チームが大会を通して成長していったと述べ、「オーストラリア戦の敗戦からスタートしましたが、意識を切り替え、その後は勝利を重ねて前に進むことができました。この世代は上昇傾向にあります。全員が若く、すでにシニア代表チームに入っている選手も複数います。とても良い形で進んでいると思います」とした。
両チームはこれまでWBSC U-23男子ソフトボールワールドカップで2度対戦しているが、いずれもスーパーラウンドでの対戦だった。2023年にはメキシコが5対4で勝利し、一方で今回のシンセレホ大会ではニュージーランドが10対1で勝利した。
試合詳細
ニュージーランドのジェイデン・ハリスが先発したが、1回を投げ切ることなくサークルを降りた。
先頭打者のデビッド・ディアスが死球で出塁し、続くマヌエル・セペダが内野安打を放って無死一、二塁とした。クリスチャン・デル・バジェは三振に倒れたが、続くアクセル・ミランダが左翼線への2点適時三塁打を放ちメキシコが2対0と先制した。さらにミランダはヤヒル・イェレナの二塁打で生還し、イェレナもミゲル・レイバの安打でホームを踏んで4対0に。トレイ・ワイルドローブがハリスに代わってマウンドに上がり、フアン・ラミレスを三振に仕留めてこの回を終えた。
一方でメキシコの投手陣も初回に苦しんだ。ホセ・コントレラスが最初のアウトを奪ったものの、その後3者連続四球で満塁のピンチを招いた。アンヘル・バレリオがコントレラスに代わって登板し、ニュージーランドのスター、ライアン・アーリーを三振に取ったが、続けて2者連続四球を与え2点を失い、スコアは4対2となった。その後ギジェルモ・バレリオがマウンドに上がり、シアラン・ボルジャーを三振に仕留めてこの回を終わらせた。
その1イニング後、メキシコはさらに得点を重ね、リードを6対2に広げる。ロベルト・シエラがエラーで出塁し、その後クリスチャン・デル・バジェの二塁打で得点した。さらにメキシコの捕手もミランダの二塁打で生還し、ミランダはこの試合3打点目を記録した。
メキシコは3回表にも4点を追加し、4安打と2つのエラーを生かして10対2までリードを広げた。この回ではロベルト・シエラ、マヌエル・セペダ、クリスチャン・デル・バジェがそれぞれ打点を挙げた。
ニュージーランドは4回に反撃し、遊撃手タネ・ムムのソロ本塁打と暴投による得点で10対4と差を縮めたが、これに対しメキシコはすぐさま応戦し、マヌエル・セペダの適時二塁打で1点を追加しニュージーランドを突き放した。
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