SGホールディングスグループで冷凍食品の低温物流事業を担うヒューテックノオリンは5月から、静岡市に「静岡センター」を開設、本稼働させた。同社にとって静岡県の拠点開設は初めて。

<静岡センター外観>
20260501hutech1 - ヒューテックノオリン/静岡市に冷凍倉庫を新設、共同配送や中継拠点の機能も

静岡センターはJR静岡駅から約4km、東名高速道路「日本平久能山スマートIC」から約500mと物流の好立地。静岡市の中心地からも近いため従業員の通勤にも便利な環境だ。

センター設立の背景には、東西の物流センターから店舗物流を行っていたものを、静岡市内に拠点を置くことで、物流効率を改善する狙いがある。

また、これまで静岡県への納品は、関東や愛知県の拠点から中継輸送していたが、乗務員の拘束時間制限などから自社で納品先まで届けることが難しかった。静岡センターに共同配送の機能を持たせることで、保管や配送が自社でできるようになった。

幹線輸送の中継拠点機能として、静岡センター内に乗務員向け仮眠室も用意。東西の長距離輸送などに利用することで、乗務員の労務管理を守りながら物流サービスを提供していく。

<冷凍倉庫内の移動ラック>
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倉庫は、延床面積約8342m2。冷凍温度帯で約4900パレット収容可能な移動ラックと、仕分けソーターやピッキング用のデジタルアソートシステム(DAS)を備えた。

車両は中型車から大型車まで18台、すべて冷凍温度帯車両で、パワーゲートを装着している。

<荷さばき室>
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環境面では、屋上に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを自社で使用する。これにより静岡センターで使用する電力の約25%を太陽光発電システムでまかなう計画だ。

また冷凍倉庫の冷凍機には、環境負荷を低減するため、自然冷媒を使用している。

■施設概要
名称:ヒューテックノオリン広域事業部静岡センター
所在地:静岡県静岡市駿河区片山114-1
敷地面積:約9234m2
延床面積:約8342m2
収容能力:約4900パレット
仕様:建物賃貸借
主な設備:移動ラック、仕分けソーター、デジタルアソートシステム(DAS)、ドックレベラー、太陽光発電システム、自然冷媒システム冷凍機、冷凍車両18台、フォークリフト12台

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