
ANZのロゴ。2025年9月、オーストラリアのシドニーで撮影。REUTERS/Hollie Adams
[1日 ロイター] – 豪銀行大手ANZグループ(ANZ.AX), opens new tabのヌノ・マトス最高経営責任者(CEO)は1日、オーストラリアは景気後退を回避できる見通しだが、中東での戦争による経済的影響は当面避けられず、石油供給の引き締まりがインフレを加速させる可能性があると述べた。
上期(3月31日までの6カ月間)のキャッシュ利益は37億8000万豪ドル(27億2000万ドル)で、市場予想の36億8000万豪ドルを上回った。
一方、収入は115億豪ドルで市場予想を1.5%下回った。
純金利マージンは1.53%となり、前の半期より1ベーシスポイント(bp)低下した。
費用収益比率は、営業費用が前期比で20%以上減少したことに伴い、54.6%から49.4%に低下した。
同行はまた、イラン戦争に起因する潜在的な貸倒損失に備えるため、引当金を1億7500万豪ドル増額すると発表した。
マトス氏は「この危機がもたらす潜在的な影響の多くはまだこれからだ」と指摘。「石油フローの制約期間が長引けば長引くほど、この危機が主にインフレ問題から、供給と成長の問題へと移行する可能性が高まる」と語った。
この紛争がこれまでのところ与信、資本、流動性に与えた影響は最小限であり、ANZの中東へのエクスポージャーも小さいと述べた。
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