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2026年4月26日 9:00

【ナゼ】「今や、パリピの町」静かな住宅街で民泊客が“どんちゃん騒ぎ” 舞浜では「生活権を侵害」の声も浦安市は“規制できない”そのワケは?

周辺住民「今や、パリピの町」

 今、静かだった住宅街に民泊が現れたことで、周辺住民たちが不安の声をあげるケースが増えています。千葉県一宮町では、一軒家がある日突然民泊になったことで大騒ぎが繰り返されることに…。さらに浦安市舞浜地区でも民泊反対の声が上がっていますが、市は“お手上げ”状態だといいます。いったいナゼなのでしょうか?

■「静かに暮らしたいだけなのに…」民泊が奪う住民の日常

 九十九里浜から徒歩約5分の場所にある宿泊施設。周囲には住宅や別荘が立ち並ぶ、非常に閑静な住宅街です。一宮町でも屈指のロケーションに建つ一軒家が、ある日突然民泊になった結果、住宅街に響き渡るのは、羽目を外した宿泊客の叫び声やプールの水音…。さらに誕生日を祝うような“どんちゃん騒ぎ”が続く日もありました。

 一宮町に20年間住んできたという男性は…。

(周辺住民)
「プール、サウナ、ジェットバスがある。夕方にチェックインして客が来ると、ワーッと声が上がります」

 宿泊グループが入れ替わるたびに、大騒ぎが繰り返され、やがて町のあちこちには、宿泊者に「とにかく静かにしてほしい」と呼びかける看板が設置されるようになりました。ビーチサイドの小さな町は、民泊の周辺に設置された注意書きの看板がやたらと目立つ、困惑の広がる町へと変わってしまいました。周辺住民からは「嫌気がさして町を出ていく人が実際に出てきている」との声も上がっています。

 2023年12月に、一宮町は民泊を前面に押し出すのではなく、住民と旅行者の双方にマナー向上を呼びかける形で『一宮町迷惑防止条例』を制定しました。しかし、住民によると状況はあまり改善していないといいます。

(周辺住民)
「普段の生活の中に非日常が入り込んできています。私たちの普段の生活が全て台なしになって、私たちがこの施設の管理者の肩代わりをさせられているという状況です」

 周辺住民グループが独自に行った調査によると、2024年4月~2025年8月の16か月間で確認された迷惑行為は42回で、住民による警察への通報は22回に上るといいます。

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