カリン・エッセーは地中海式ダイエットを実践している。カリン・エッセーは地中海式ダイエットを実践している。Karyn Esser/Gettyカリン・エッセーは、フロリダ大学で生理学・加齢学部の学部長を務めている。彼女は健康を長く維持するためのアプローチについてBusiness Insiderに語った。彼女は健康維持のために、ウォーキング、筋トレ、食事をする時間帯の制限を取り入れている。

運動の専門家であるカリン・エッセー(Karyn Esser)は健康について多くのことを知っている。そして健康を維持するのに最も重要な要素は「一貫性」だという。

60代のエッセーは、フロリダ大学で生理学・加齢学部の学部長を務めている。多忙な上に、運動が好きではない彼女がどのように健康を維持しているのか、Business Insiderに語った。

体を健康に保つというモチベーションは、人生を楽しみ続けたいという思いから生まれるべきだと彼女は言う。例えば、旅行をしたり、孫と遊んだりということだ。

Business Insiderの読者の間では、長寿への関心が高まっている。特にブライアン・ジョンソン(Bryan Johnson)といった著名人のように「生物学的年齢」を下げるために過激な行動をする人は注目されている。

エッセーは、長年にわたる研究の結果、より長く健康でいるための方法は、実はとてもシンプルだということが分かったという。

彼女は現在の運動法と、それに至るまでに人生の中でどのように進化してきたかについて語ってくれた。

同じ時間に運動する

エッセーは、概日リズム(体内時計)が運動に与える影響、またその逆の影響に関する研究のパイオニアだ。

彼女の研究チームは、同じ時間帯に運動することで、最大の効果(健康状態の向上や筋肉の成長など)が得られることを発見した。運動する時間帯を変えたりせず、常に午前あるいは午後のいずれかで運動した方がいいということだ。

「できるときに運動することが最も重要ではあるが、1日のうちの決まった時間帯に運動する方が、体の順応性が高まる。特定の時間というわけではなく、3時間の枠の中でできるといい」

エッセーの場合、その時間帯を午前中と決めている。

以前は走っていたが、今はウォーキング加齢と運動について研究しているカリン・エッセー。加齢と運動について研究しているカリン・エッセー。Karyn Esser

エッセーはランニングを習慣としていたが、年齢を重ねるにつれ、膝や腰に負担がかからないウォーキング(早歩き)に移行した(この変化を受け入れるのは難しかったという)。

彼女は週に4、5回、午前中にウォーキングすることを目指しているが、早い時間の会議に参加することもあり、実際にはなかなか難しいという。

本格的な運動が苦手な人は、ガーデニングをしたり、階段を使ったり、店から離れた場所に駐車したりするなど、日常生活の中でアクティブになることを彼女は勧めている。

筋トレは苦手でもやる

エッセーが3年間筋力トレーニングをしているのは、それが健康的に年を重ねるために重要だと知っているからだ。だからといって好きなわけではない。

「私はどちらかというと持久力がある方で、それがよかった。でも歳をとって、自分の仕事が座りっぱなしで、上半身や体幹をあまり使っていないことに気づいた」

筋トレは、加齢に伴う筋肉の減少に対処するために重要であり、骨密度を高める効果もある。

エッセーはトレーナーと一緒に、週に2、3回、自宅でできる筋トレ・プログラムを考案した。最初は自分の筋力のなさに愕然としたが、筋力がつくにつれて続ける意欲が湧いてきた。

「私には2歳と5歳の孫がいる。この子たちと遊んだり、抱き上げたり、ずっと一緒にいろんなことができると楽しいので、それがモチベーションになっている」とエッセーは言う。

「気分が良くなり、強くなった気がする。車に乗り降りしたり、階段を上ったり、コンサートに行ったり、とにかく素早く動けるようになり、生活が楽になった」

食事をする時間帯の制限

エッセーは朝食を午前10時ごろ、1日の最後の食事を午後7時ごろにとっており、8時間から10時間は絶食していることになる。

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