◇ルートインBCリーグ 山梨ファイアーウィンズ 10-9 信濃グランセローズ(16日、南アルプスジットスタジアム)

山梨は3度追いつかれる苦しい展開ながらも逆転は許さず、3試合ぶりの勝利。両チーム計27安打の乱打戦を制し、連敗を止めました。

通算成績は4勝3敗で勝率.571とし、9チーム中5位。

山梨は選手兼任コーチの1番・守屋秀明が先頭打者本塁打。左中間への2号ソロで先制しました。

さらに2番・渡邉竣(富士河口湖町出身、富士学苑高卒)の左翼2塁打でチャンスを広げると、押し出し四球などで加点し、4-0としました。

先発投手の寺戸大凱は序盤、好投を見せましたが、4回に6安打を許して4失点。同点とされました。

それでも山梨はその裏、途中出場の2番・望月竜彦(身延町出身、身延高卒)、3番・星野夏旗(南アルプス市出身、日本航空高卒)の連打で1死1、2塁とすると、5番・竹内佑太郎が中堅適時2塁打を放ち、6-4に。

続く大卒新人の藤田洸(甲府市出身、甲府商高出身)は右中間へ2号2ランを運び、再び4点差に突き放しました。

ただ、5回に登板した新人の大友陸(山梨学院高卒)が2ランを浴び、2点差に。

6回からは青山武樹が投げましたが、犠飛と適時打で8-8の同点に追いつかれました。

しかし、その裏に7番・南雲壱太が左翼に1号ソロ。9-8と三たび勝ち越しました。

リードを奪った山梨でしたが、8回2死1、3塁のピンチを迎え、4番手・小田嶋優が登板。直後に適時打を浴び、9-9の同点とされますが、逆転は許しませんでした。

その裏、先頭の藤田の中堅2塁打、続く南雲の犠打で1死3塁とすると、大卒新人の8番・根岸大 (富士川町出身、日川高出身)が中堅越えの適時2塁打。10-9と4回目の勝ち越しに成功しました。

最終回は1死1塁の場面で捕手・吉原大稀が盗塁を阻止。一気に流れを手繰り寄せると、最後の打者を小田嶋が内野フライに仕留めました。小田嶋は今季初勝利。

山梨は今季最多の13安打。一方、失策3も今季最多。

五島裕二監督
「初回に4点を取れたことは良かったが、寺戸は守り切れない場面もあり、若さが出た内容だった。次の登板ではしっかり投げ切ってくれることを期待する。中継ぎの大友はまだ練習不足の部分が見えた。一方で、青山と小田嶋はよく投げてくれた。打撃では、守屋の先頭打者本塁打を含めて本塁打が3本出たことは良かったが、2、3回の場面であと1点取れていれば、試合展開もまた違ったものになった。それでも1点差という接戦、こういう点差の試合を勝ち切れたことは、昨季と違うチームの良いところが出ている。本日もファンの皆様が足を運んでくださり、本当にありがとうございました」

次戦は18日にビジターで行われ、開幕4連勝中の首位・埼玉武蔵ヒートベアーズに挑みます。