川崎重工は、フランス・ストラスブールに、海外初となるR&Dイノベーションセンターとして新会社「Kawasaki Innovation Centre Europe SAS」を設立し、2026年3月1日より運営を開始した。
所在地は、外科教育や研究、技術開発を統合的に推進する国際的研究拠点であるIRCAD(消化器がん研究所)内。IRCADは、低侵襲手術およびロボット手術のパイオニアであり、大西洋横断遠隔手術「リンドバーグ手術」を成功させたJacques Marescaux教授が1994年に設立した。
川崎重工は、国際的研究拠点に集まる医療・介護関係者などのステークホルダーのニーズを把握し、最先端の技術や幅広い知見を持つ人々・企業との接点を持ち、共創・連携を積極的に推進することでヘルスケア分野における事業開発に取り組む方針だ。
まずは、川崎重工グループとして有する手術支援ロボット「hinotori」、自律走行サービスロボット「Nyokkey」、屋内配送ロボット「FORRO」、屋内外位置情報ソリューション「mapxus Driven by Kawasaki」などの製品と、AI・遠隔技術を組み合わせたワンストップソリューションの創出によって、病院経営の効率化支援などの課題解決を目指す。
川崎重工は、ヘルスケア分野における事業ビジョン「未来のヘルスケアを共創する」のもと、医療や介護現場の新たなソリューションと最適なデザインの創出に向けて、多様な人々・企業が集い、新たな価値を生み出す場としてセンターを運営し、グローバル医療の発展に貢献するとしている。
