東浜海岸で51・5センチ2・12キロのチンシラーを釣った具志堅丈二さん=19日

東浜海岸で51・5センチ2・12キロのチンシラーを釣った具志堅丈二さん=19日

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公開日:2026年2月28日 9:33更新日:2026年2月28日 9:36

[釣り情報][有釣天]名嘉山博

 与那原町東浜の深場の磯から冬季の大型チンシラーを追う具志堅丈二さん。釣具店ダービーでの上位入賞の目安となる50センチ超を視野に入れ、内湾の穏やかなエリアで竿(さお)を出す。

 20年近く通う中で、40センチ以上を何度も釣り上げた実績から、ここは高確率で回遊が期待できると信じ、独自のまき餌配合で「寄せる配合」の研究を進める。まずは、まき餌全体の大部分を占めるのが、水中に濁りを作る役割の米ぬか。これに市販で人気ナンバーワンのチヌパワーは激重タイプを2割ほどブレンド。さらに粘り気を加味する小麦粉に、沈下時の視覚効果を狙ったカキ石灰、最後に解凍オキアミを加える。

 19日、長時間じっくりと待つスタイルで集魚剤を海底に一点集中。付け餌を水深7メートルのベタ底に送り込むと、最干潮から1時間過ぎた午後3時半にヒット。51・5センチの本命を釣り上げた。

 7日に仲間内ダービーの入賞を目指し、宜名真海岸でフカセ釣りに挑んだ徳嶺貴久さん。早朝から10メートルを超す強風で苦戦したが、海面上のラインをコントロールして上位入賞の可能性のある45センチのサンノジをゲットした。

 この時点で午前11時。悪条件を避け、静かな釣り場に移動しても十分に時間は確保できるとの判断から、風裏となる東海岸へと南下を決めた。今度はダービーの複数部門入賞を狙いチヌ実績ポイントをリサーチ。以前より気になっていた与勝地区の内湾部となる護岸への初挑戦を決めた。

 午後1時にポイント入り。常連3人が「今日は魚が居ない」と諦めて帰宅する中、一人護岸に立つ形に。残ったグレ用の集魚剤にチヌの好む麦を追加して水深3メートルの海底に沈め、ラインを張った状態で待機。するとヤマトビー、イナクー、ビタローと思いがけず小魚が連発した。

 時合いの到来を予測してより慎重に仕掛けを送り込むと着底したオキアミに大物の反応が出た。2・5号の道糸を50メートル以上も引き出した魚に対して竿(さお)の反発力で徐々に引き寄せ。新鮮な状態のオキアミやカニの足で胃袋を満たした48・6センチのチンシラーを取り込んだ。(釣りPower)